IKUEI NEWS vol.84
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変化の時代に踏み出す、変化の時代に踏み出す、  江戸時代には、「読み書きそろばん」が社会で生きるための基本技能とされていた。明治時代には、それに加えて英語が必要になった。そして今では、会社で仕事をするためには、最低限、エクセルやワードを使いこなす技能が当たり前となった。 今の小学生が社会に出る頃には、人間の仕事の半分をAIが代替するようになり、読み書きそろばん(計算)、英語、エクセル、ワードといった技能では足りなくなると考えられている。今の大学生が社会に出る半年から数年後、どのような技能が必要かという予測は、小学生よりも難しい。なぜなら、社会はいまだ完全にはAI化されておらず、今後消滅するであろう仕事の多くを(これからしばらくは)人間がやり続けないといけないからだ。 だが、今の小学生は普通にプログラミングの授業を受けて育つ。中学でも高校でもプログラミングをやり続けた彼ら・彼女らは、一体どれくらいの標準技能を身につけて、十数年後、社会に出るのだろう。 私は理論物理学が専門だが、30代はフリーランスのプログラマーで生計を立てていた。今は小学生に算数とプログラミングを教えている。というわけで、せっかく現場に身を置いているので、小学校高学年くらいになると、どんなプログラムを書くようになるのか、サンプルを載せてみたい。sum = 0num = 100while ( num > 0 ): sum += num num -= 1print (sum) これは「1から100までの整数を全て足しなさい」という問題を解くプログラムだ。手でやると、1+2+3+4+……+99+100とやらないといけないので面倒だが、プログラムなら一瞬で5050という答えが出てしまう。 さて、いま大学生のキミがこの6行のプログラムをチラリと見ただけで、プログラムの意味が理解できたら、恐らくキミのプログラミング技能は、第4次産業革命後の社会で必要とされる標準技能に達している。何の心配もいらない。自らのプログラミング技能を「売り」にして、普通に就職活動をすればいい。だが、もしこの6行のプログラムを見て「チンプンカンプンだわ」と目が点になっているとしたら、少々、「生き残り戦略」を考えないといけない。その生き残り戦略には大きく分けて2つある。過渡期の時代を生き抜くには竹内 薫vol.0317 IKUEI NEWS 2018.10 vol.84

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