IKUEI NEWS vol81
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 極東の島国・日本も例外なくグローバル化の流れが加速しており、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催決定を機に、ますます熱を帯びてきています。政府をはじめ企業や大学でもさまざまな策を講じ、世界を相手に活躍できるグローバル人材の育成を急いでいます。 このような環境の中で学ぶ大学生の意識もしっかりとグローバル社会に向いていることが、全国大学生活協同組合連合会が行った調査で明らかになっています。その調査によれば、「今後は英語がより必要とされる社会になると思う」と感じている学生は「とてもそう」「ややそう」を合わせて91・1%。その他にも、「海外旅行に行きたい(70・3%)」、「留学をしてみたい(67・6%)」といずれも高い数値で、グローバルに対する強い関心を示しています(図1)。 図2は、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が日本人大学生の海外留学者数をまとめたデータです。「若者の内向き志向」などといわれ低落が心配されていた留学者数も、このデータによると近年は増加傾向にあるようです。1カ月未満の短期留学を中心に、全体的な留学者数は年々増えていることが分かります。 留学者数は増加傾向にあるとはいえ、日本人の留学率は諸外国と比較すると、まだまだ非常に低いままです。OECDの調査では、2014年時点で海外留学生送出率が0・9%。留学という部分で見れば、日本は海外諸国の中でもグローバル化の立ち遅れが際立っています(図3)。グローバルへの扉を開こう留学者数も増加大学生の意識はグローバルへ世界と比較すれば足踏み状態の日本人学生〈図1〉 大学生のグローバル意識全国大学生活協同組合連合会「『2014年大学生の意識調査』概要報告」より〈図2〉 日本人大学生の留学者数(期間別)(独)日本学生支援機構「協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」より〈図3〉 OECD諸国の海外留学生送出比率(2014年)OECD Education at a Glance 2016 より51.939.27.244.115.026.214.739.619.228.013.125.729.132.312.820.514.331.733.516.111.726.146.11.8今後は英語がより必要とされる社会になると思う長期休みに海外旅行に行きたい機会があれば、留学してみたい英語以外の外国語を習得したい将来は海外で仕事をしてみたい留学生と話すことがある2009米国チリメキシコ日本トルコオーストラリアポーランド英国スペインOECD平均デンマークオランダニュージーランドハンガリースロベニアベルギーイタリアフィンランドポルトガルチェコ韓国カナダフランススウェーデンオーストリアイスラエルドイツスイスエストニアノルウェーラトビアアイルランドアイスランドスロバキアルクセンブルク36,3020255075100(%)(%)(人)(年度)とてもそうややそうあまりそうでない1カ月未満1カ月以上~3カ月未満3カ月以上~6カ月未満6カ月以上~1年未満1年以上不明ぜんぜんそうでない10,00020,00030,00040,00050,00060,00070,00080,0008,4991,0811,0814,9994,81016,87368.414.213.78.07.06.86.64.94.54.44.34.23.53.43.33.13.12.92.82.82.72.62.52.32.01.61.51.51.21.01.00.80.80.90.3201042,3208,0582,1622,1625,8055,42020,787201153,99110,6091,3411,3416,4126,70928,920201265,37311,5971,4081,4087,1977,66737,198201369,86912,4501,7131,7137,3257,61540,527201481,21913,1981,6501,6508,6708,41848,853201584.45613,1151,9131,9139,6428,02851,266~2

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