IKUEI NEWS vol81
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キャンパスで聞きました また、先生方はオフィスアワーを作り、「分からないところがあれば聞きに来なさい」というオープンな姿勢で学部学生のケアをしています。このような距離の近さが、学生の大学への満足度88%につながっているのだと思います。 また、意外と知られていませんが、本学の女子学生比率は、全国の理系国公立大学の中でもトップクラス。農学部では約半数、工学部では5人に1人が女子学生です。学内には、女子学生や女性研究者をサポートする組織として「女性未来育成機構」を設置し、女子学生も安心して学べる環境を整えています。-----最後に、学長のこれからのミッションとは何かお聞かせください。 やはり大学というのは教育の場ですから、良い学生をどんどん伸ばしたい。それがまさに本学のミッションです。学生の教育に力を入れると同時に、研究も伸びていけば良いと思っています。「教育と研究のバランス」をキーワードとして、そのバランス力を今以上に伸ばしていきたいと考えています。 そのためには、先生が学生を好きになることが第一です。学生を正しく教育し、伸びようとする意志を支援し、共に進歩したいですね。学生の成長を親身に考える距離感をこれからも大切にしていきたいと思います。 本学の工学部を選んだのは、機械に必要な材料学や、コンピュータプログラム、機械設計など、機械システムにまつわる領域を広くカバーしていたからです。現在、私は航空宇宙エネルギーコースに所属しています。元々航空宇宙にかかわることを学びたいと思っていたので、航空機の翼、宇宙推進ロケットの推進システムなどに重点を置いて勉強しています。 実は、大学入試で第一志望の大学に落ち、後期入学で航空宇宙系の学科がある大学を探していて浮上したのが本学でした。航空宇宙が学べて、なおかつ大学の規模も大きすぎず魅力的で、「ここなら先生との距離も近く、親身に教えてくれるのでは」と思って受験を決めました。結果、その通りで大満足ですね(笑)。 最近、高速移動する輸送機器の表面摩擦を低減する研究をメインにしている研究室への仮配属が決まりました。勉強をするうちに、工学は実用ありきの学問だと気付いたので、実際に役立つものの研究に取り組みたいです。工学部 機械システム工学科 3年高橋 雅大さんたかはしまさひろ まだ志望校を絞っていなかった高校2年生の頃、理科の選択科目を化学と物理にしていました。しかし、その後に読んだミステリー小説に遺伝子にまつわる話が出てきたことで、自分でも不思議なくらい生命科学系の学問に興味が湧いたのです。生命科学系の大学は化学と生物が受験科目の大学がほとんど。そこで、化学と物理で受験できる生命科学系を探したところ、本学に辿り着きました。 将来は再生医療の道へ進みたいです。中学卒業までは医師志望でしたが、直接命にかかわる仕事よりも、今は研究者として医師や患者をサポートしたいと思うようになりました。自分の研究が医師の治療を助け、患者の状態も良くするというのが理想ですね。 家族からは、「大学院には行くでしょ」と言われますが、まだ一年生でそこまでは考えていません(笑)。しかし、日本は予算が少ないため海外での研究が増えていると聞きます。自分も海外での研究を視野に入れて、国内外問わず研究ができる人材になりたいと思っています。工学部 生命工学科 1年中原 維新さんなかはらいしん 環境資源科学科で学んでいる一つは、いま起きている環境問題について。例えば水質汚染や大気汚染の原因究明やその対策です。もう一つは資源についてで、木材・パルプ資源の生産工程や使用方法などを学んでいます。 農学部といえば農場や森林での実習をイメージしますが、本学科はどちらかというと実験室での実験を主体に、分析結果の検討などを多く行います。研究室の配属が決まったばかりで、これからが大変厳しいと先輩方から聞いていますので、本腰を入れて研究に進みたいと思っています。 将来の進路の一つは、環境の調査を続けていくことを考えています。他にも、学芸員の資格が取れるので、それを活かした、多くの人々に「科学の面白さ・素晴らしさ」を伝えていく仕事にも興味があります。どうしてもイメージしづらく、一人ひとり異なる環境汚染についての認識を、多くの人にわかりやすく伝え、環境汚染について理解を深めてもらうために、これからも頑張りたいですね。農学部 環境資源科学科 3年細野 達也さんほそのたつや30

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