IKUEI NEWS vol81
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フランス語学科2年生の新村真央さん。英米語学科2年生の谷口咲さん。「二言語同時学習」で多言語を学び、多様な世界を知る授業では最後に必ずフリートークの時間があり、留学生と交流ができます。授業で学んだ表現や文化の違いなどを実際に話して、肌で感じる。授業内でネイティブの人と話すことができるのは、貴重な機会だと思います。 また、留学生たちは日本語がとても上手です。授業内ではもちろん話してくれませんが(笑)。同世代の彼らが日本語を流暢に使う姿は良い刺激になり、自分ももっと頑張ろうと思えますね」。 フランス語学科の2年、新村真央さんは、「授業を通して意識が変わった」と言います。 「英語とフランス語は似ているので、ちょっとした違いに混乱することが多々あります。この授業では二つの言語の細かいスペルや意味の違いに気付くことができるので、頭を整理すると同時に語彙力も増やせます。二言語同時に学ぶのは大変ですが、その分英語脳とフランス語脳を切り替えるトレーニングにもなっています。 理論の学習も交流もできる本プログラムを受けたことで、外国語で話すことへの恐怖心がなくなりました。今では、フランス人の観光客に自ら話しかけてしまうくらいです。将来は客室乗務員を目指しているので、もっと他の言語にも挑戦してみたいですね」。言語を学ぶことを楽しんで英語以外にも触れてほしい 二言語同時学習ではフリートークの時間も取ることで、回を重ねるごとに話せるようになる学生が多く、「成績では測れない学生の成長を実感している」と小野先生は言います。 「留学生と打ち解けて、授業後も食事や遊びに行くなど、完全に言語の壁を乗り越えている学生もいます。私たちは学生の成績を上げることを目的とはしていません。いかに学生たちに言語を面白いと感じてもらえて、もっと学びたいと思ってもらえるかを重視しています。このプログラムは、学生の言語学習のモチベーションを上げるための授業なのです」。 続けて舟杉先生が、 「言語を極めるには、楽しむことが重要です。私も小野先生も、毎回新たな発見があるこの授業が楽しくて仕方ありません。勉強という意識があるうちはまだまだで、それを乗り越えた先にこそ世界が広がっています」と話してくれました。 最後に小野先生が、複数の言語を学ぶ重要性について語ってくれました。 「言語はいわば『窓』です。英語やフランス語など、窓によって見える世界が違います。複数の言語を学ぶということは、それだけ多角的に物事を捉えることができるようになるということです。英語だけでは見える世界は一方向。ダイバーシティが必要な現代において、ぜひ皆さんにも多くの窓から世界を見られるようになってほしいですね」。語学習得のためのさまざまな取り組み事例取材授業終盤のフリートークの様子。16

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