IKUEI NEWS vol81
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外国語の話せる環境に好奇心たっぷりに飛び込む 私は、2014年に「マルチリンガルクラブ」という語学学習コミュニティを立ち上げ、現在代表講師として活動しています。 初めて外国語に興味を持ったのは、幼少の頃です。同じマンションに近くの私立学園で勤務する外国人教師の寮があり、外国の方をよく見かける環境でした。子どもの頃からおしゃべり好きで新しもの好きな私には、とても気になる存在だった外国の人。その頃ちょうど英会話スクールに通っていた姉に少しだけ英語を教えてもらい、家の前を通る外国人の先生たちに「ハロー、マイネームイズマサエ!」と片っ端から声をかけていました(笑)。通じることが嬉しくて毎日のように話しかけるうちに先生たちと仲良くなって、一緒に遊んだことを覚えています。 今でこそさまざまな国の言葉を話すことができますが、本格的に勉強を始めたのは皆さんと同じく、中学一年生からでした。そこからは、高校生の時に約1年間イギリスに留学し、英語を習得。大学では英語の他に中国語を履修し、アメリカに交換留学に行った時にできた台湾人とタイ人の友達の影響で、中国語だけでなくタイ語も話せるようになりました。「語学を駆使してもっといろんな人と交流がしたい」と思った私は、帰国後は韓流ブームの影響もあって韓国語を学ぶなど、さらにその領域を広げていきました。そうして、日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語、スペイン語、トルコ語、マレーシア語の8カ国語を話せるようになり、現在も少しずつ話せる言語が増えてきています。「外国語を学ぶ」ではなく「外国語で学ぶ」ために 大学卒業後は、外資系銀行の日本支社で勤務。一生懸命仕事に励んでいましたが、ある時、仕事とは関係のない海外プロジェクトに参加したことで、自分が「英語ができて当然、語学に何も抵抗のない優秀な人材」が当たり前というとんでもなく狭い世界にいるということに気が付きました。そのうちに、「外の世界を見てみたい」という欲求が強くなり、35歳にして退職を決意、自分の得意な語学を生かして「マルチリンガルクラブ」を設立したのです。 本クラブは、英語「を」学びに来るのではなく、英語「で」学ぶことをコンセプトとしたコミュニティです。講座は全て英語で行われ、スピーチ講座やミーティング講座など、アメリカの大学で行われるような内容を中心に行っています。基本的に教えるのは英語ですが、希望によって他の言語も個人レッスンで教えています。 代表的な活動の一つに、洋書の読書会があります。一冊のビジネス洋書を参加者全員で読んでいき、発言も全て英語で行うこの活動は、クラブ設立以前から行っており、設立のきっかけでもあります。なぜなら、参加者が次々と英語を話せるようになったから。早ければ初めて参加した回から、たった2時間で堂々と英語で発表ができるようになってしまう人も多くいるのです。日本人には外国語を話す機会と場所がないだけだと悟り、本クラブ設立に至りました。マルチリンガルクラブ代表講師 新条 正恵外国語を話せることで手に入れた「大きな心」・・7

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