IKUEI NEWS vol.80
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 高校時代、ベルギーの言語問題について学習したことをきっかけにフランス語に興味を持ち、地元である大阪の中でも歴史があり、外国語教育に強い本学の外国語学部に入学を決めました。 今はフランス語を専門に学んでいますが、MLE(※)という他学部の授業を受けて単位を認定してもらえるプログラムを利用し、外国語学部以外の授業も履修しています。自分と異なる学部の学生との出会いがあり、多様な視点から話を聞くことができ、毎日刺激を受けています。 近々、ベルギーの大学へ留学する予定です。10カ月の期間の中で、授業だけでなく普段の生活から異文化を学び、人間的に成長するように頑張りたいと思っています。 将来についてはまだ悩んでいますが、教育にとても興味があります。教育業界の一般企業や中学・高校の教員、大学で教えるのも面白そうだと考えています。今度の留学を通して、自分の進む道について何かをつかんで帰って来たいと思います。 私は工学分野に興味があり、工学においてさまざまな先進的なことを行っている大阪大学に入学を決めました。中でも、化学、生物、物理の3分野で悩んでいたので、その全てを基礎教育で学べる本学科を選びました。将来は、どの分野に進むか分かりませんが、ものづくりがしたいと考えています。 1年次なので専門教育はこれからですが、今は全学共通の科目を学びながらいろいろな学部の学生たちと交流を深めています。特に文系と理系で考え方が違うので、友達と話をしていると刺激的で面白いです。 部活ではコメディ系の演劇をやっています。自分たちの劇団で脚本から公演まで全て手掛けているので、とてもやりがいがあります。演技をしていると、ものづくりとはまた違った楽しさがありますね。 2年生になると現在の豊中キャンパスを離れ、吹田キャンパスに移って専門を学ぶ機会が多くなります。楽しみながら学び、これからやりたいことを見つけていきたいと思います。キャンパスで聞きました 私の所属する国際公共政策学科は法学と経済学が融合した学科で、法律、経済、政治を多角的に学んで国際的に活躍できる人材を育てています。父がイスラエル人ということもあって、国際というテーマには元々興味があり、法律や経済など多角的な視点から国際関係を捉えられる本学科に入りました。 大学では、先輩や友達など周囲の人たちのレベルの高さに日々刺激を受けて生活しています。国際環境法のゼミに所属していますが、そこで学ぶ知識は今まで自分が持っていたものとかけ離れており、学ぶたびに知識を得る喜びを感じています。 現在の日本ではグローバル化が進み、多国籍企業も増えてきました。企業活動をするにしろ、政策活動をするにしろ、国際関係の法律を捉えることは重要になってきていると思います。とはいえ、その中にも経済や環境などのさまざまな分野があるので、これから幅広く学んでいき、将来どんな分野に進むのかを見極めていきたいと思います。外国語学部外国語学科 3年小西 隆司さんこにしりゅうじ法学部国際公共政策学科 2年尾藤 江利亜さんびとうえりあ工学部応用自然科学科 1年武田 聖矢さんたけだせいや学習(ディープラーニング)において自動的な学習が重ねられていくと、その仕組みは人間でも把握できなくなり、ブラックボックス化していくでしょう。そうすると、人間の思いもよらぬ人工知能の行動を管理するためには、人間としてのきちんとした倫理観が今まで以上に重要になってきます。理系分野の人工知能技術を発展させるには、認知科学、心理学などの文系分野の教育も欠かせないのです。 文理融合がうまくいくと、今まで考え付かなかったような新しいことが生み出せるものと期待しています。エビデンスとなるビッグデータを蓄積・利活用することで学術の新たな地平を拓く「データビリティフロンティア機構」を創設するなど、一刻も早く文理融合のサクセスストーリーを仕立てるべく、現在さまざまな議論や取り組みを進めているところです。 今後の施策としては、「共創機構」という組織を設置しようと考えています。これからは大学と産業界との「産学共創」だけではなく、大学と社会がつながる「社学共創」など幅広いステークホルダーとの連携を目指します。この組織はこうした共創事業のインタフェースとなる予定です。こちらの事業も具体的な施策について議論が進んでいますが、何としても実のある取り組みにしたいと思っています。※マルチリンガル・エキスパート養成プログラム。26

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