IKUEI NEWS vol.80
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大学生研究フォーラム大学生研究フォーラム2017大学生研究フォーラム※エンタープライジング(enterprising)…進取の気性に富んだ進取・敢為・独創の精神を持つグローバルリーダーの育成 当校は2003年に商業高校から普通高校になり、商業科に代わりエンタープライジング(※)科を開設、翌年には附属中学校を開設し、現在に至ります。 当校では、「『進取(自ら進んで取り組む)・敢為(あえて困難に立ち向かう)・独創(新しい価値を生み出す)』の精神に基づき、未来社会を創造し、社会で活躍・貢献できるグローバルリーダーの育成」を教育理念に掲げています。当校の進学実績を見て、「良い学校ですね」とよく言われますが、我々の行ってきた教育活動の結果として、進学実績がついてきたのだと思います。 「なぜ学び、なにを学ぶのか」は教育の命題で、高校時代にそれを繰り返し考えることで、主体的な学びの姿勢を生み出し、「学び方を学ぶ」ことにつながります。学び方を知っている人は、社会人になってからも常に学び、成長することができるようになります。発達段階に応じた教育活動で大学・社会での学びにつなげる 当校では社会人力として必要なコンピテンシーを3つのC、「コミュニケーション」、「コラボレーション」、「チャレンジ」で定義しています。これが、社会で活躍・貢献できる最低限の力であると考えています。それを身に付けるために、当校で行っている発達段階に応じた取り組みをご紹介します。 発達段階に応じて視野を広げながら学びの動機エンタープライジングな人材育成をめざして付けをして、自身のやりたいこと(夢)だけではなく、社会においてやるべきこと、自分の能力でできることを考えさせていくことが、当校の考える企業連携の在り方です。これらの取り組みにおいて、生徒たちはさまざまな企業、社会人に触れ、社会の仕組みを学んでいきます。 中学生の間は、とにかく見て・知ることを重視し、高校生になったら広い視野と論理的な思考力、他者を尊重しながら自分の意見をまとめる力、さらに、全ての素地となる確かな教養、基礎学力を重視しています。そして、高校で学んだことを大学・社会での学びにつなげていってほしいと考えています。京都市立西京高等学校 教頭岩佐 峰之1年生…福祉体験を通じて、社会には色々な人がいると知る。2年生…企業訪問・職場体験を通じて、様々な業種からなる企業の仕組みを知る。3年生…東京研修で自分が見たい・聞きたい・知りたい業種の会社を訪問し、そこで学んだ内容をまとめ2年生にプレゼンする。かんいいわさみねゆき附属中学校1年生…海外フィールドワークで東南アジアへ。チケット、宿泊地、交流先以外は生徒自身が計画。独立自尊の精神と意思決定力の向上を図る。3年生…社会で何をしたいのか、そのために大学で何を学ぶのかという進路実現に向けて取り組む。2年生…1年次の海外フィールドワークの成果を踏まえ、グローバルリーダーとして次のステージでの研鑽を積むためのトップリーダー研修をアメリカボストンにて行う。また、SGH(スーパーグローバルハイスクール)の中心となる研究課題に全員が取り組む。高等学校企業との連携分科会①かんい8

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