IKUEI NEWS vol.79
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自分を育てる学生生活の過ごし方教養について考える20「教養」とは何かと問われて、あなたは何を思い起こしますか。普段何気なく使われている教養という言葉は、実に不明瞭です。知識が豊富なこと、専門分野に詳しいこと、一般常識があること……。どれもが教養を構成する要素であり、人の数だけ、それぞれが教養の定義を持っているように思えます。表現の違いこそありますが、人生において教養が重要であることは誰もが異論を挟みません。だからこそ、大学においても専門教育だけでなく教養教育が存在しています。一時期は専門教育の重視で、「教養」がおざなりにされたこともありましたが、複雑かつ激変するグローバル社会において、幅広い視野で課題を捉え、的確な判断を下すことができる「知の基盤づくり」の観点から、教養教育の重要性が見直され、学部や専門分野にとらわれない教養教育が広く行われるようになっています。今号では、豊かな教養をどのように身に付けていくのか、大学生にできる教養へのアプローチとは何なのか、大学や企業など社会の第一線で活躍している方々にお話を伺いました。それぞれの「教養人」が語る言葉から、教養とは何かを改めて考えてみてください。1

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