IKUEI NEWS vol.79
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ゼミ内チームで政策提言についての論文を執筆 2016年12月、私はゼミの活動の一環として、学生有志による政策提言論文大会「ISFJ(※)日本政策学生会議」に出場し、出場した約130班の頂点である最優秀賞を受賞しました。約9カ月間、共に執筆していた6人の班員と、その喜びを分かち合いました。 私の所属している法学部国際公共政策学科の赤井伸郎ゼミでは、毎年、所属する2年生から4年生が班を組み、政策提言論文を執筆しています。ゼミに入りたての2年生は、執筆の手伝いを通して、「行政とは何か」、「説得的な論文の書き方とは何か」を先輩の姿を見て学び、3年生は班の中核として政策提言論文執筆を進め、4年生はこれまでの経験をもとに後輩たちをサポートするという、学年それぞれで学ぶ場の多いゼミ活動となっています。班長としてチームを団結させ、賞を勝ち取る 昨年、私は班長として、「持続可能な水道事業を目指して―民間活用と広域化による経営効率化―」をテーマに選定し、論文を執筆しました。水道設備の老朽化が現在の社会課題の中でも喫緊性が高いこと、政府も注目している民間活用と広域化について、その効果検証がなされておらず、新規性が高いこと、高度な分析手法に挑戦できることなどを理由に、テーマを決定しました。 班員が一つのチームとして9カ月もの間一致団結することは、容易なことではありませんでした。私は、班長として班を団結させ、論文をより良いものにするために「目標の共有と徹底」を行いました。班の目標を全班員で話し合って、「社会にインパクトを与えられる論文を書き、最優秀賞を受賞する」ことに定め、毎回のミーティングや問題にぶつかった時、いつも目標を確認し合うようにしました。そうすることで、論文の進め方に迷いがなくなり、円滑な執筆活動ができるようになりました。論文執筆での経験を活かし、更なる挑戦を 価値観や知識の違う人たちと一つの目標に向かって努力するという経験は、私にとってかけがえのないものとなりました。また、学生という立場ながら行政や政策決定という現場に真正面から向き合う貴重な機会にもなりました。より精緻な論文に仕上げるため、実際に行政の方にお話を伺ったり、時には多くの教授や専門家の方々から分析についてのご指摘を受けたりと、普段の授業では得られないものを自分から探してくる経験ができました。 ゼミでの論文執筆の経験は、就職活動などさまざまな場面で役立っており、今後もこの経験を活かして新たな挑戦をしていこうと思います。※ Inter-university Seminar for the Future of Japan大阪大学 法学部 4年 神田 美香「ISFJ日本政策学生会議」で最優秀賞を獲得「ISFJ日本政策学生会議」で最優秀賞を獲得チームを結束させるリーダーとしての経験論文発表時の様子。同学年メンバーとの記念写真(写真中央)。30

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