IKUEI NEWS vol.78
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新人教育を受ける傍ら、広告会社から原稿を受け取る窓口を担当していました。 広告編成部を1年半経験した後、マーケティング戦略部へ異動。さらに、その半年後に現在のメディア局へ異動しました。次々と新しい仕事に出会う中で、木口さんは異動を仕事の間口を広げる好機と捉えていました。 「広告編成部では『新聞を作る流れ』を学びましたし、マーケティング戦略部では広告効果をお客様にレポートすることを担当しており、どのようにレポートすれば、お客様に広告効果を理解いただけるかを学びました。今は、これからますます必要になるIT分野について学んでいます。次々と新しいことを学びながら、知識や経験が蓄積されていくのを楽しみつつ、仕事に取り組んでいます」。 メディア局での営業活動では、企業を相手に料金や契約についてシビアな交渉が続き、厳しい局面がたくさんある、と木口さんは言います。 「お客様の立場を理解して要望を聞きつつ、条件をすり合わせるのはやはり骨が折れます。例え料金が高いと言われても、こちらも営業の数字を達成しなければなりませんから(笑)。長年契約いただいていた取引先と料金面で折り合いがつかなくなって、調整に数ヶ月かかったこともあり、その時は本当に苦労しました」。記事の信頼を守る一員としてこれからも活躍するために 最近、キュレーションサイト(※)における記事の盗用や誇張表現など、その信憑性に関わる問題が世間を騒がせています。これに関連深い重要な仕事が、ニュース配信営業の仕事の一つである「記事の統制」です。販売した記事が、販売先で良からぬ使われ方をされていないかどうかを確認し、読売新聞の立場を「守る」ことも木口さんの大切な仕事。それは木口さんのやりがいにもつながっているようです。 「現代では、オンラインで読む記事は無料であることが当たり前のように思われています。また、一般の人が記事を書いて発表することも簡単にできます。しかし、我々が提供する記事は、多くの人が作成に関わり、しっかりとした裏付けがあり、結果として高い信憑性があります。信頼できる記事だからこそ、新聞社は記事を有料で提供することができるのです。記事を取り扱う最前線にいて、その信頼を守る一端を担っていることが仕事のやりがいにもつながっています」。 入社して4年で3つの部署を経験し、今までは仕事をこなしていくだけで精一杯の忙しい日々を過ごしてきました。「5年目にして、やっと社会人としての生活に慣れてきた」と言う木口さんに、今後の目標について語っていただきました。 「長期的なキャリア形成の中で、自分の武器となる分野を持ちたいと考えています。まだ具体的に何か浮かんでいるわけではありませんが、『この分野なら木口に聞け』と社内で言われるくらいにまで極めたいですね。将来もっと責任のあるポジションを任された時に活躍できるように、これから頑張りたいと思います」。※インターネット上の情報を収集し、まとめているサイトのこと。30

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