IKUEI NEWS vol.78
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キャンパスで聞きました 応用化学科では、化学の研究や技術を実生活で役立てることを勉強しています。製薬に興味があったことや、神楽坂という立地、研究施設などが整っている点が魅力で、本学への入学を決意しました。 実際に入学すると、製薬以外にも、化粧品や食品、ヨーグルト容器の素材など、幅広く学ぶことができて、色々なものに興味が湧きました。現在は光化学という分野の研究室に入って、肉眼では見えないけれど、紫外線を当てると浮かび上がるインクなどを研究しています。 将来進む方向については、現在、模索中です。研究職に魅力を感じる一方で、大学で学んだことを科学館や博物館で分かりやすく伝えるサイエンスコミュニケーターのような職業にも惹かれています。4月からは大学院生。これから自分に合った職業を見つけていきたいと思います。理学部第一部応用化学科 4年海東 彩加さんかいとうあやか 子どもの頃、そろばんを習っていたこともあり、算数が大好きだったので、将来は理系の大学に進もうと思っていました。中でも情報の分野に興味があり、色々と大学を探す中で、東京理科大学では情報分野だけでなく数学もしっかりと学べることを知り、受けることにしました。1年次には、数学や情報だけでなく、化学や物理など基礎科目もしっかりと学ぶことができ満足しています。 大学では勉強だけでなく、混声合唱団に入り、年2回葛飾キャンパスで行われる演奏会に参加するなど、サークル活動にも力を入れてきました。 4月からいよいよ大学院へ進み、専門的な学びが始まります。大学院では、量子コンピュータの研究をしたいと考えています。将来は、情報セキュリティやサイバー対策などに携わる職業に就きたいと思っています。これからの大学院生活で他の人に負けない自分の得意分野を作り、就職した後も誇れるようにしたいです。理学部第一部応用数学科 4年土屋 彦樹さんつちやげんき 小さい頃から科学館に遊びに行くなど、科学に触れて育ちました。高校生の時、物理学の普遍的な要素を見つけることの面白さに気付きました。理系学問の中でも古い歴史があるにもかかわらず、未だに分かっていないことも多い物理学に奥深さを感じ、惹かれていきました。 物理学科に入ったのは、天文学を勉強したいと思ったからです。私が興味を持っているのは、宇宙の成り立ちを考える宇宙論と、天文学そのものの歴史を掘り下げる天文学史。とても難しい分野ではありますが、頑張って学んでいきたいと思っています。 現在、本学の学生が子どもたちに向けて科学の楽しさを伝える「サイエンスフェア」というイベント活動を行っており、実行委員長をしています。子どもだけでなく老若男女、もっと多くの人に科学の面白さを伝えたいと思うようになりました。将来は、科学の世界を一般の方に噛み砕いて伝えるサイエンスコミュニケーターなどの職業に興味があります。科学をもっと身近なものにしたいですね。理学部第一部物理学科 2年菱木 風花さんひしきふうかきました。薬学部では半分、生物系や建築系などの学科では3〜4割が女性です。それでも、正直まだまだだと思います。目標は全学平均で30%を女性にすることです。先ほどの執筆活動が女子学生の増加にもつながれば良いのですが。 また、本学にとって国際化は大きな目標です。これからも世界中の大学と協定を結びながら、研究と教育に力を入れていきます。今は研究者でも、社会に出れば世界を相手にしなければなりません。世界で活躍するには英語は必須ですが、本学には、数学は得意だけれども英語は苦手という学生がまだまだ多い。ですから、英語教育は20〜30人ほどの少人数でクラスを作り、力を入れています。 同時に、世界を相手にするには教養も必須です。グローバルに活躍する人は皆、歴史、文化、音楽、どんなものにも詳しいものです。学生の教養を伸ばしていくためにも、教養科目はこれから増やしていこうと考えています。 私が就任してから8年が経ちましたが、本学136年の歴史から見ればわずかな年数です。私の代で大きな変化はありませんし、その必要もないと思っています。これからも実力主義を裏付けとする「東京理科大学」というブランド力を保ち、理系を目指す学生にとっての大きな目標であり続けたいと思います。  ※学年は取材時のものです。28

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