IKUEI NEWS vol.78
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事例取材 友達づくりを支援する取り組み自由度の高い交流は、「人生を変える出会い」を導く 発足から今年で17年目を迎えたフレンドリンク異業種交流会。参加者の年代は大学生から80代の高齢者、また職業も会社員はもちろん、自営業から公務員までと幅広く、さまざまなコミュニティの人々に、新たな出会いの場を提供してきました。 全国各地で年間900回以上開催され、2500円の参加費(昼食付きの場合は3000円)を支払い、名刺交換をした後は完全なる自由時間、というシンプルな会合。この「出会い易さ」に特化したシステムによって、これまでに延べ6万人が利用してきました。 「出会いの場さえあれば、人々は自然につながっていく」と語るのは、フレンドリンクを運営する㈱アクセルメディアの代表取締役を務める諏訪功さん。う言葉が好きではありません。人脈を作りたいのであれば、それこそ『業者会』を行えば良いだけのこと。出会いとは本来『予期せぬもの』で、何が起こるか分からないからこそ面白いのです。利害関係のない学生時代は、大学入学やサークル加入の折など、『予期せぬ出会い』の機会に溢れています。学生の皆さんには臆することなく、どんどん出会いを重ねていって欲しいですね」と語ってくださいました。 サービス開始の背景について、「20年ほど前は、異業種交流会は非常に閉鎖的でした。現在で言うところの『業者会』の体裁を取っているものが大多数で、何らかの団体に所属していなければ、参加すらできませんでした。出会いは人生を変える、と考えていた私自身、より自由に多様な人々との交流の場を求めていたので、いっそのこと自分で作ろうと起業したのです」とお話されました。 ただ、インターネットを介する以上、発足当初はトラブルも多かった、と諏訪さん。 「悪質な勧誘行為をする方は入場禁止、迷惑行為をした方は以後参加禁止というルールは、当時から厳密に敷いています。運営の努力の甲斐あって、現在トラブルは減ってきています」。打算で動かず、「予期せぬ出会い」を楽しもう 交流会のひとつの形式を確立したフレンドリンク。今後の展望について、諏訪さんは以下のように語ります。 「インターネットを介した、『出会うための支援』が確立された今、新たに求められているものは、『出会った後の支援』だと思います。フレンドリンクを通して出会った仲間が、継続して集まることのできる場所を各地に設置しているところです」。 諏訪さんは最後に、「私は『人脈』といプライベートやビジネスを問わず、さまざまな立場の人が一堂に会する異業種交流会。その参加者を「インターネットで募っている」のが、フレンドリンクです。インターネットに掲載された交流会スケジュールから行きたい会場を選択し、参加するだけ。予約さえ不要というシステムは、2001年当時では斬新でした。現在は、「異業種交流会の先駆け」として、さまざまなアプローチで人々の出会いの機会を作っています。誕生の背景や、「出会い」の意義についてお聞きしました。フレンドリンク 異業種交流会社会人になっても、利害関係のない「予期せぬ出会い」を明日への視点かけがえのない友達をつくる自分を育てる学生生活の過ごし方19代表取締役の諏訪功さん。異業種交流会の様子。シンプルかつ効率的な会で、多くの出会いが生まれます。23

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