IKUEI NEWS vol.77
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-----名古屋の中心部・栄のサテライトギャラリーの役割についてご紹介ください。 音楽や美術はサービスです。音楽会や展覧会など、地域に根付いた文化にリンクしながら県民にサービスする部分の充実が必要です。地域に出かけたり大学に招いたりして時間を共有する、芸術の素晴らしさを体感していただく。こうした時間は、ここ2〜3年で随分増えてきています。お山の上で芸術家として威張っているだけの、霞を食べている仙人のような生活ではなく、県民と時間と空間を共有する大学でありたいと思っています。 「文化センターほど緩くなく、大学ほど難しくない生涯教育への取り組み」を学長就任時に表明しましたが、その拠点と考えているのが名古屋市の中心部・栄につくったサテライトギャラリーです。長久手のキャンパスから、より利便性の高い中心部に出かけることで、多くの県民の皆さん県民に寄り添った身近な芸術で、地域と価値観の共有をと芸術を語り合う共通の時間を持ちたいとの考えで実現したものです。 今日、このサテライトギャラリーに展示している絵は、平成29年の干支である酉にちなんだ作品で、大学生、院生、博士が出品しています。どれも大半が1点1万円で、これを支援いただいている皆さまにお買い上げいただき、半分は学生に、半分はこれからの活動資金としています。おかげさまでこのギャラリーのファンも増えつつあり、学生のモチベーションアップにもつながっています。自然豊かな学内風景。学生が自由にデッサンできるよう、石膏像が用意されている石膏室。美術アトリエの様子。暖かな光が差し込む音楽学部棟。29

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