IKUEI NEWS vol.77
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学生志向の支援が充実した「キャリア開発講座」 愛知大学キャリア支援課には、2016年現在、22種類の「キャリア開発講座」があります。受講の「4つのメリット」として、①ファイナンシャル・プランナーや宅地建物取引士など各資格試験に高い確率で合格できるよう、支援体制や専門知識の豊富な講師が充実していること、②特定の資格に合格した受講生への奨励制度、③キャンパス内開講による通学の利便性の高さ、④専門学校のおおよそ半分から3分の1と安価な受講料、を掲げています。 キャリア開発講座は設立から17年を経ており、現在、愛知大学全学生約1万人のおよそ4分の1が受講しています。企業での知名度の高いマイクロソフトオフィス スペシャリスト検定の対策講座や、CAやグランドスタッフへの就職を支援するエアライン講座などは、キャリア支援課が学生からのヒアリングを元に考案した講座とのこと。2014年4月に入職し、学生のニーズに合わせた講座展開を意識しているという、キャリア支援課の伊神佑一さんに、支援の特長について次のように語っていただきました。 「『できる限り手厚い支援』をベースに、学生の主体性を重視しながらも最後まで面倒を見ていくことが基本のスタンス。講座を欠席した学生に、講義を録画したDVDの貸し出しを行うこともその一つです。彼らのモチベーション維うのは、学生のことを思いやった支援です。これからも、学生自身が思い描く将来の手助けに尽力していきたいと思っています」。 さらにキャリア支援課の今後について、伊神さんは続けます。 「人生は就職してからが本番です。社会に出てから自らが考え、強く生き抜いていけるような能力を身に付けてもらうことを第一にして、時代や学生のニーズに沿った講座の充実を図っていきたいです」。持のために、個別カウンセリングの時間を設けるなど、最近では学生のメンタル面のサポートも充実させています」。 講義の開始前に自ら赴き、声掛けまで行っているという伊神さん。その努力の甲斐もあって、宅地建物取引士をはじめとする、年間を通して実施される長丁場の講義でも、途中で脱落する受講生を2割程度に抑えられているとのことです。資格取得はメリットだけとは限らない「将来」を見据えた選択を 常に多くの学生が訪れるキャリア支援課。しかし、周囲の意見に流されて、「自分も何か資格を取らなければ」とキャリア支援課を訪れる学生に対して、伊神さんは「資格は必ずしもメリットにはなり得ない」とはっきり伝えます。 「自分の意思に反して受講しようとする学生には、本当に資格が必要か、再考を促すこともあります。この先、学生たちを待ち受ける就職活動で、本当に問われるのは人間力です。正課授業はもちろん、部活動やサークル活動など大学生活での他の活動に影響が出るのであれば、むやみに資格取得を勧めることはしません。我々が行就職に有利だとして学生の間に高まった資格へのニーズ。「公務員に強い」伝統をもつ愛知大学のキャリア支援課は、総称を「キャリア開発講座」とする様々な講座を開講。現在は資格取得だけに留まらず、学生のニーズに合わせた支援を実施しています。愛知大学 キャリア支援課手厚い支援の数々、全ては学生の「将来」のために「キャリア開発講座」で行う講座の様子。キャリア支援課の伊神佑一さん。明日への視点「資格」と正しく向き合う自分を育てる学生生活の過ごし方1815

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