ikueinews vol76
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主催者挨拶大学生研究フォーラム 2016 今年の大学生研究フォーラムのテーマは、「経験で終わるな、メタに上がれ! ―わたしのメタラーニング宣言―」です。現在、世界中で様々な側面での対立が激化し、我々を取り囲む環境は緊張感が高まっています。人、文化、地域の分断が進む世界では、経験だけで済ますことなく、経験を振り返り、そこから学ぶという姿勢、いわゆる「メタに上がる」意識が重要だと思います。 メタに上がる意識は、これからの世界を担う大学生はもちろん、社会人や教育に携わる私たちにとっても必要なことです。人の能力や業績を評価し、育てる側が「メタに上がれるか否か」が、「自分自身の能力を生かして世に貢献する」学生育成の成否がかかっているのです。 今年で9回目を迎え、成熟してきたこの大学生研究フォーラムも、ここからどうメタに上がっていくかが問われる時期です。皆さんが充実した時間を過ごされるとともに、このフォーラムが皆さんの力をお借りして、よりいっそう発展していくことを願っております。京都大学理事補・高等教育研究開発推進センター長教授飯吉 透 このたび、京都大学及び公益財団法人電通育英会との共催事業として、大学生研究フォーラム2016を開催させていただきましたことを心より嬉しく思います。大学生研究フォーラムは今年で9年目とうかがっております。東京大学が共催させていただいたのはこのうち6回とうかがっておりますが、この間、東京大学にも様々な教育改革がございました。大学総合教育研究センター・教育課程方法開発部門がかかわらせていただいたものとしては、大学院生向けのプレFD事業「東京大学フューチャーファカルティプログラム」の展開、英語で教えるためのFDプログラムの開発などが現在展開中でございます。また、京都大学の皆様とともに大学生研究も行ってきたと聞いております。今後も、これまで築かせていただいた、こうした基盤をもとに、日本全国の大学関係者の方々に集っていただけるような場をつくっていきたいと考えております。今後ともご高配のほどお願いいたします。東京大学大学総合教育研究センター長教授須藤 修 今回も多くの方々にお集まりいただき、電通育英会としては喜ばしい限りです。昨日のプレワークショップでは、音楽座ミュージカルの皆さんから、身体的表現を使ってコミュニケーションを深めるスキルをご教示いただきました。私個人としても大いに楽しませていただきました。このワークショップに参加された方々の表情や態度がとても生き生きとして、躍動しているようにお見受けいたしました。 本日午前中行われた溝上先生と中原先生のご講演「メタに上がれ!」も興味深く拝聴いたしました。この数年間、お二人には阿吽の呼吸でフォーラム運営にご尽力いただいています。フォーラムがこうして盛り上がりをみせるのも、お二人がお互いの「メタ認知能力」を高め、理解を深め合っていらっしゃる賜物であると感じております。公益財団法人 電通育英会理事長森 隆一大学生研究フォーラム 20163

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