ikueinews vol76
30/40

言葉の壁を乗り越え、日本と韓国のビジネスの架け橋となる弁護士韓国生まれの金さん。韓国で法律を学び日本の大学院へ。司法試験に合格し、日本最大の法律事務所に入所、いま、M&A関連業務でマルチな才能を発揮しています。将来は世界のエンターテインメント業界でも活躍したい、という金さんに日本で弁護士になるまでの努力やこれからの目標を聞きました。日本の映画やアニメをきっかけに日本で弁護士を目指す 多くのオフィスビルが建ち並ぶ、東京・大手町。日本のビジネスの中心とも言えるこの土地の、皇居を臨む高層ビルに、西村あさひ法律事務所はあります。500名を超える弁護士・外国弁護士、その他専門家を擁し、ビジネス法務分野を取扱業務として、国内外に向けてリーガルサービスを提供しています。今回お話を伺った先輩・金映珉さんは、日本で弁護士になって4年目、同事務所では主に企業のM&A関連業務を担当する弁護士として活躍しています。 金さんの出身は韓国・ソウル。中学・高校時代からさまざまな国の音楽や映画などに興味を持ち、中でも日本の映画やアニメのユニークさに魅力を感じていました。「日本の素晴らしい文化を日本語で理解したい」と大学に進学すると、日本語の勉強を始めました。本格的に日本で何かをしたいと思ったのは、「神戸大学への交換留学がきっかけだった」と金さんは言います。 「交換留学のときに、日本の人々や文化に直接触れて、日本をもっと知りたいという気持ちが芽生えました。当時勉強していた法律が、日本の社会を理解するツールとして使えるのではないかと思い、日本の法科大学院を目指すことにしました」。 2008年に成均館大学法学部を卒業後、慶應義塾大学法科大学院に留学。同法科大学院を卒業した後は、2011年に司法試験に合格、1年間の司法修習を経て、2013年に北浜法律事務所に入所し、弁護士として働き始めました。そして、2015年の1月に現在の西村あさひ法律事務所に入所、業務にまい進しています。 「日本で弁護士になったのは、お世話になった日本に恩返しがしたかったから。そして、日本の素晴らしい文化が、もっと発展し、広がるよう法的な観点から西村あさひ法律事務所(大学院奨学生第3期生)金 映珉さんヨンキムミン27

元のページ 

page 30

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です