IKUEI NEWS vol72
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 私は経営学をメインに、マーケティングや会計学などのビジネス全般を学んでいます。また、グローカルマネジメント副専攻プログラムに所属し、語学などの授業や留学生と関わる中で、さまざまな異文化に触れ、多様性を知る経験を積んできました。仕事では、大学での学びや経験が直接現場で生かせるようなことがしたいと考え、世界を舞台に活躍できる経営コンサルタントになることを目指しています。現在、3年次で卒業可能な「早期卒業制度」を利用し、今年度で卒業することを目指し、勉強に励んでいます。 大学進学で静岡から出てきたため、北海道は私の故郷ではありません。しかし、北海道出身の友人たちの「地元愛」に触れ、豊かな自然や美味しい食べ物に触れるうちに、この土地が大好きになりました。将来、経営コンサルタントとして世界各地で経験を積んだ後は北海道に戻り、北海道の魅力を道外に発信する仕事に携わり、お世話になったこの地に自分の経験や学びを還元したいと思います。 大学生活では、勉学と部活動を両立し、懸命に取り組んできました。学んできた中で印象に残っているのは、ゼミでNPO法人「Ega-O」を立ち上げたことです。小樽の街を活性化することを目的として、今年3月に設立しました。柱となる事業は決まっており、現在は運営の仕組みを作っています。しかし、私は卒業まで時間がなく、できることは限られています。私たち4年生の思いと具体的な仕組みを、できるだけ後輩たちに残せるように日々頑張っています。 就職活動では金融系、特に銀行に入ることを目指して活動中です。大手銀行での女性役員の登用率はほぼ0%。しかし、私は結婚や出産後もずっと働きたいと思っているので、同じ考えを持った女性のロールモデルのような存在になりたいと思っています。 私はこれまで自分を厳しい環境に置いて、自分を成長させてきました。就職においても、周囲に自分よりも遥かに優秀な人がいるようなところで自分の可能性を試したいと思います。キャンパスで聞きました 私が本学に進学したきっかけは、地域と連携して小樽の活性化を考える授業「マジプロ」の存在を知ったことです。高校時代の進路選択の際に、地域活性化に興味を持ち、地域活性化についてフィールドワークを通して学べる授業があるという本学を目指しました。 入学してマジプロを実際に履修し、「道の駅の活性化」というテーマのもと活動しました。自分たちで協力をお願いしたいところへ声をかけ、やりたいことを提案して実現させ、評価をいただくということは非常に達成感がありました。しかし同時に、自分たちが仕掛けたものが道の駅の継続的な魅力に繋がっていかなかったことを考えると、まだ改善の余地があったとも思えます。マジプロを通して社会を知り、多くのことを学ぶことができました。 将来は、観光に携わる仕事がしたいと思っていますが、具体的なことはまだ決めていません。これから就職活動するまでの1年間、学びながら迷い、自分なりの結論を出したいと思います。商学部商学科 3年田村 翼さんたむらつばさ商学部経済学科 4年縄田 祐子さんなわエ ガ オたゆうこ商学部商学科 3年田野倉 光一さんたのくらこういち治体と協力し、地域の課題を特定、その解決手法を学生たちが「本気」で考え実践する「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト」(通称「マジプロ」)は、開始から9年が経ち、地元の方からも受け入れられる授業となりました。こうした知識と体験の組み合わせを、今後も絶やすことなく続けていきたいと思っています。 そして現在、国立大学の学部・大学院の教員養成系、人文・社会科学系について、組織の廃止も含めた見直しが進められようとしています。確かに文系が育てる人材像は、理系とは違ってはっきりとした能力を持っているわけではなく、言ってしまえば抽象的で漠然としています。しかし、今まで自分たちがやってきたことで社会からの支持を得ているという自信があり、今までやってきたことが間違いであったとも思いません。本学が持っているビジョンや教育方法をこれからも追求していき、社会科学系の学部におけるはっきりとした教育モデルを提示し、社会科学系の教育を先導するような大学にしたいと思います。 私の任期も残り半分、再任されたとしてもあと4年となりました。例え残り4年であっても、全ての目標をクリアするにはあまりに時間がありません。しっかりと次に繋げるためにも、いまは当面の課題に懸命に取り組んでいきます。マ ジ34

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