IKUEI NEWS vol72
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どのように仕事でキャリアアップし、いつ妊娠・出産するのかも二人でよく相談し人生設計する必要があります。⑥糖尿病:近年急増しており、健康診断で尿糖陽性や血糖の高かった人は糖尿病の有無を検査しましょう。糖尿病の人は妊娠許可基準になるよう管理してから計画妊娠しないと、児の奇形率は減少しません。「HUMAN+」と姉妹編「Baby+」の使い方 「HUMAN+」は、女性に重心をおいていますが、パートナーやご主人にも知っておいてもらいたい内容をコラムとして加え、また男性自身に関する項目も準備しました。このため、「HUMAN+」は、女性だけでなく男性にも知っておいて欲しいことを掲載した内容になっています。健康について不安を感じたらまず紐解いて下さい。 また、この「HUMAN+」の最後には、自分の健康について記録できる欄があります。妊娠する前に、自分の母子手帳を見せてもらい、生まれた時の体重、これまでにかかった病気、ワクチン摂取歴などを正しく整理しておくことが大切です。 「HUMAN+」の姉妹編として、「Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本」も発刊しました。この本では、「HUMAN+」に掲載した、妊娠・出産に関する21項目に追加して、妊娠・出産・育児に関する63項目を取り上げ、男性にもFor Menの欄を設け、多くのメッセージを載せています。大きな項目としては、①妊娠がわかったら、②妊娠中の身体のこと、③妊婦さんの生活、④パートナーの方へ、⑤お産・産褥期、⑥赤ちゃんとの暮らしに分かれています。妊娠・出産を考えているカップルは、妊娠前に読んで、正しい知識を持っておきましょう。産婦人科からのメッセージ どの年代においても、思春期から老年期まで、一生を通じて女性の健康管理に最も深く関わっているのが産婦人科医であり、私たちは常に女性の幸福、そして生まれ来る赤ちゃんの健やかな成長・発育を念願しています。「HUMAN+」を読んで気になることがあれば、気兼ねなく早めに近くの産婦人科医を受診されることをお勧めします。そして若い時から、「かかりつけ医」、「マイ産婦人科医」をつくっておき、ことある毎に相談し、健康で豊かな一生を過ごしてほしいと念願しています。平松 祐司(ひらまつ ゆうじ)1951年、岡山県生まれ。1977年、岡山大学医学部卒業。岡山大学医学部大学院、同学部附属病院助手、ハーバード大学ジョスリン糖尿病研究所客員准教授などを経て、2005年より現職。日本糖尿病妊娠学会理事長、日本産婦人科手術学会理事長、日本産科婦人科学会未来ビジョン委員会委員長等の役職を務める。主な研究分野は妊婦の糖代謝異常、妊娠高血圧症候群、妊婦・胎児の栄養・代謝、産婦人科手術学など。「HUMAN+」、 「Baby+」の入手法「HUMAN+」は日本産婦人科学会のホームページ(http://www.jsog.or.jp)で見ることができます。何冊かまとめてであれば、運営事務局のハーゼスト(Email:human@hearzest.co.jp)で購入することも可能です(1冊318円)。また、「Baby+」は多くの分娩を取り扱っている施設にて、無料で配布しています。こじょく22

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