ikuei news_vol74
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「集団にも心があると認知される」 私は高校までを大阪で過ごし、神戸大学への進学から大学院修了まで神戸に住んでいました。 大学・大学院時代は社会心理学を専門に学んでいました。研究テーマは、「集団実体性が原因帰属に与える影響」で、「第三者の行為を観測した時、個人に対しては心の存在を前提として行為の原因や理由を推測するのと同じような思考プロセスを、第三者が集団の場合であっても行うのではないか」というものでした。例えば、テレビのニュースで企業の不祥事を見聞きした際、それが伝統のある大企業であれば、「あの会社は昔からそういう体質だから」といったコメントを耳にすることがあるかと思います。一方、その日の夜に居酒屋で知り合った若者のグループがお店で問題を起こしたというニュースを聞いた場合、その行動に対して体質や信念といったことが問題行動の原因として考えられることは少ないのではないでしょうか。 これは、一定の条件下では企業や団体などの集団という存在にも人間のような心があると仮定した上で、行為の原因を考えていると考えられます。それまでと一緒に働いてきました。これまでの上司も日本人だけではなく、しかも海外のオフィス勤務ということもありました。就業時間や休暇の取得方法など、自分が今まで日本にいて常識だと思っていたことが、他の人にとっては必ずしもそうではないということも、多様な人たちと働く中で学びました」。充実した仕事環境で自分が納得できるキャリアを歩む 社内には個人のデスクとは別に、多数のフリースペースが用意されており、どこでも好きな場所で働くことが可能。在宅勤務やフレックスタイム制の導入により、自らの働き方を柔軟に選ぶこともできます。そんな寺前さんは最近、フィットネスやヨガにはまっているとか。 「ジムに通って、『加圧トレーニング』という、特別な器具を用いた短時間・高負荷の筋力トレーニングを行っています。また、週に2・3回ヨガ教室にも通っています。業務の多くがデスクワークということもあり、毎日がオフィスと家の往復になりがちなので、運動はとても良いストレス解消になっています。運動してリフレッシュすれば、集中力も高まり仕事にも良い影響があると感じているので、自己管理の一環だと思っています」。 現在の「サポートを必要としている人をお手伝いする」仕事に強いやりがいを覚えているという寺前さん。今後も「心から楽しめる働き方」を念頭にキャリアを考えたいと語ります。 「これまでやってきた、お客様をサポートしてより良い方向に導き、結果として『ありがとう』と言われる仕事には、心からやりがいを感じています。これからも同様のキャリアに進むかもしれませんが、現時点の考えで方向性を決めつけないようにしています。人生の節目で思いを巡らし、常に自分が納得し楽しんで働ける道に進んでいければと考えています」。二十歳の頃34

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