ikuei news_vol74
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 国際教養学科では、授業は基本的に英語で行なわれ、様々な分野について幅広く学ぶことができます。私は中学入学前までアメリカに住んでいたので、英語力をもう一度鍛え直すということと、専門を決めず視野を広く持ちたいという理由から、この学科を選びました。 大学生活を振り返ると、上智大学に入って良かったと感じる点が多くあります。座学はもちろん、様々な機関とインターンシップ協定を結んでいるおかげで、昨年の夏には日本ユネスコ協会連盟でのインターンシップを通し、多くの貴重な体験ができました。勉強以外でも、所属していたダンスサークルでは仲間に恵まれ、公私ともに充実しています。 いまは大学院進学に向けて勉強を始めたところです。国際教育開発、とりわけスクールマネジメントに興味があり、大学院ではそれをメインに学ぼうと考えています。卒業後は、NGOや国連などで国際教育開発に関わって経験を積みたいです。最終的には地域に密着した「草の根レベル」の教育開発をすることが目標です。 新聞学科とは、新聞だけでなくテレビやインターネットなどメディアを広く扱う学科で、マスコミだけでなく、他業種にも人材を輩出している学科です。私は記者を目指して入学しました。しかし、勉強するうちに多くの方に出会い、「ダイレクトに人のためになることをしたい」と考えるようになり、現在自分が本当に進むべき道を見極めようと模索しています。 私はこのまま来年卒業せず、今年の8月からジャーナリズム系に強いアメリカのコロラド大学に留学し、時代の先端を学んできます。その後、来年の6月には、最先端のデジタルメディアを駆使して貧困国の人々の活動を支援する研究をしている国連公認のNGOで、インターンシップをさせてもらう予定です。 いま日本のマスコミは伝統的な体制のなかに、新しいメディアや技術を入れることにとても苦労していると思います。留学やインターンシップを通じて具体的な「最先端」の活用を学び、自分のメディアについての知識を世の中に役に立てるような職に就くことを目指して頑張ります。キャンパスで聞きました 私は、高校生の頃から中東地域に興味があり、それが学べる大学・学部へ、ということで上智大学の総合グローバル学部に入学しました。中東に興味を持ったのは、世界史の勉強と、旅行でトルコとエジプトのさまざまな地域を回ったことがきっかけでした。はじめはその歴史や建築、文化に関心があったのですが、ここ5年間ほどの中東政治の変化を見ていくうちに政治への興味が強くなり、いまはそれを中心に学んでいます。 将来は、具体的な職種はまだ決めていませんが、中東を良くしていけるような仕事を現地でしたいと考えています。中東の状況は今かなり悪い状態にあるように思えます。紛争をできるだけなくして、平和で安定した地域にするための手助けをしたいです。 現在、将来に向けてアラビア語を勉強しており、最近独学でトルコ語も始めました。いまはとにかく目の前の授業・学習をこなすことを優先し、それらをどんどん身に付けて自分の力にしていきたいと思います。2016年12月に完成予定の17階立て新棟、「ソフィアタワー」の完成予想図。総合グローバル学部総合グローバル学科 2年末久 剛さんすえひさごう国際教養学部国際教養学科 3年井上 咲さんいのうえさき文学部 新聞学科 3年植松 久美子さんうえまつくみこ 本学は2014年に文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」のグローバル化牽引型に採択され、グローバルな大学のモデル校として今後も教育をしていきます。これまでも、理工学部に授業など全てを英語で受けられる「理工系英語コース」を設けたり、外国語学部で様々な国際的なプログラムを提供してきた「グローバル教育センター」を全学化するなど、その歩みを進めてきました。これからは、本学から日本の学生を世界に送り出すだけではなく、広く世界中から学生を集めて、本学で教育した人材を世界へ輩出すべく、学内の環境を整備していきたいと考えています。本学で他者を思いやる心を身につけてもらい、人のために活躍できる人材を世界中に増やしていきます。 そう遠くない将来、「日本に上智大学があるから世界は動いている」と言われるような大学にしたいですね。今の本学を見ていると、それは決して夢物語ではなく、実現できると私は確信しています。32

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