ikuei news_vol74
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のは、これから先の人生においてより充実した生活の基盤となるものです。これはトレーニングのみならず、スポーツにおいても同じことが言えます。自分の興味があるものであればどんなスポーツでも構いませんが、環境や用具などが極端に限定されるものではなく、誰とでもできるようなスポーツであればより参加する機会は増えると思います。運動できる格好さえ整えばランニングはいつからでも始められますし、球技であればテニスなどは競技人口も多く、仲間と一緒に参加するといったことも可能です。大学の授業で行われているようなもの(たとえばゴルフ教室であるとか、季節は限定されますがスキーなど)をクラスの有志を募って行うといったことも楽しいかもしれませんね。 また、運動習慣を目的としたスポーツを長く続けるためには、費用の負担が大きくないことも大切なポイントです。どこでも気軽に取り組めて、続けやすく、そして何よりも体を動かすことが楽しいと思えるようなものが理想的です。 学生時代の運動習慣はまさに「未来の自分への自己投資」。思い立ったその日から、体を動かす習慣を身につけましょう。西村 典子(にしむら のりこ)奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。東海大学スポーツ教育センター勤務。日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、NSCA公認パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。主に大学生、高校生アスリートに対するトレーニング指導、コンディショニング指導等を行っている。オールアバウト「運動と健康」ガイド。男女別、手軽に取り組める効果的なトレーニング①男子学生向け「自重スクワット」(「ちょっと物足りないかな」と思う程度から段階的に強度を上げましょう) 自重でできるスクワットは体幹と下半身の筋肉を鍛えるエクササイズです。姿勢維持筋や腹部の深層筋の強化によって、まるまった背中を正しい姿勢に改善したり、腹圧を高めることで引き締まったお腹を維持したりすることができます。また基礎代謝量がアップし、新陳代謝が促されて体脂肪燃焼効果が高まることも期待できます。 まず足の幅は肩幅程度に開いた状態で、膝と股関節を曲げて太ももが床と並行になるようにしゃがみます。このときに膝がつま先と同じ方向を向くようにし、膝がつま先より前に出ないように注意します。股関節の前に手を置いて、その手を挟み込むように曲げていくと、自然と正しいスクワットフォームになるでしょう。②女子学生向け「ダイアゴナルクロス」 ハードなトレーニングは苦手でも、体をキープさせるだけの体幹エクササイズは女性に特にオススメです。四つんばいの姿勢で行うダイアゴナルクロスは、背中側の筋肉を鍛えるとともに腹筋を意識させて体幹を固定するエクササイズで、姿勢維持筋を鍛え、肩こりや腰痛を予防し、きれいな姿勢を保つことが期待できます。 まず肩の真下に手がくるようにして四つんばいの姿勢をとり、そこから右手と左足、左手と右足というように対角線(ダイアゴナル)上の腕と足を伸ばし、骨盤の位置を安定させたまま10秒間キープし、元の姿勢に戻ります。これを交互に繰り返し行うとよいでしょう。手と足をあげてふらつく場合には足のみを交互にあげることでもOKです。18

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