IKUEI NEWS vol.73
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「縁と運」に左右されないための努力 「夢は逃げない、逃げるのは自分」という座右の銘を大切に、私は就職活動に臨みました。「就職活動は縁と運」と言われるのを聞いた方も多いと思います。私は行きたい企業にこの二つの要因で落ちてしまうことは悔しいと考えていました。そのため、自分ができる努力は決して惜しみませんでした。 まず、様々な企業の説明会に参加するところから就職活動は始まります。私は「多くの人々が幸せに快適に過ごせる社会を作る仕事がしたい」と漠然と考えていたため、マスコミ、アミューズメント、ホテル、鉄道、デベロッパー……と幅広く業界を見ていきました。 そのような中で最も魅力を感じたのがNHKでした。日本全国の視聴者の方々に貢献できる点、公共放送であるからこそ国民の生命や豊かな生活を守るという使命感や責任感がある点に強く惹かれました。参加できる限り説明会に参加し、OB訪問で沢山話をお聞きし、NHKへの理解を着実に進めました。「絶対NHKに!」の初心に返り、モチベーションを保つ 最も苦労したことは、自分の思いを確実に相手に伝えることです。そのため、まず、エントリーシートはNHKにお勤めのOBの方や部活動の友人に時間の許す限り何度も添削してもらい、最終的には第8稿まで念入りに推敲を繰り返しました。また、面接の練習は部活動の同期と何度も夜遅くまで行い、質問を沢山想定し、一つ一つにしっかりと自分の言葉で答えられるようにしました。そして、学校の就職支援で行われる面接対策にも何度か足を運び、自信をつけました。 周囲が次々に内々定を頂き就職活動を終えていく8月は、選考スケジュールがゆっくりとしたNHKにモチベーションを保ち続けることが非常に辛かったです。焦りが出てくる中、初めて参加した説明会で感じた「絶対NHKに行きたい!」という思いを何度も思い返すことで、初心に返りました。また、友人と部活動の先輩の支えも非常に大切でした。一緒に頑張れる人、辛い時に側にいて話を聞いてくれる人がいることが、私にとって何よりの救いでした。自分の思いと企業の理念が重なれば、良い結果がついてくる 就職活動を通して最も大切だと感じたことは、これまで自分がどのような思いを持って何を全力でやり遂げたのかを、胸を張って相手に伝えることです。それは、私にとっての高校時代のボート部や大学時代の応援部、フランス語上級コースの授業でした。自分自身に誇りを持って思いを伝え、その中に何か企業とぴったり重なる部分がある時は、必ず良い結果がついてきます。それを見つける努力を決して怠らないでください。あなたを応援する人は私を含め、想像以上にたくさんいるのです! これを読んで下さった全ての方に良い春が訪れますように。慶應義塾大学 法学部4年 石川 祐衣自分に誇りを持ち、胸を張って取り組んだ就職活動日本放送協会(NHK)に内定「奨学生のページ」は奨学生の活動について報告するページです。今回は就職活動をテーマに、日本放送協会(NHK)に内定した石川祐衣さんと、国土交通省・総合職事務系に内定した小椋翔子さんによるレポートを紹介します。安宅住吉神社の難関突破お守り(左)と、母がくれた干支お守り(右)。同じ部活の仲良し3人組。一緒に就活を乗り越えました。(写真中央が石川さん)31

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