IKUEI NEWS vol72
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 森朋子先生によって行なわれた「反転授業学」のワークショップは、反転授業の特徴についてのレクチャーから始まりました。まず、「事前の動画学習による内化(知識の獲得)と、授業内の演習による外化(獲得した知識の活用)がセットになっている反転授業は、深い学びに繋がり易く、学習成果が上がり易い」ことが、研究から明らかになったと述べました。また、「新たな情報が次々ともたらされる21世紀においては、一度得た知識が揺らぐこともあるため、再び同じテーマで内化→外化→内化……と学び直していく必要がある」とし、その学びのサイクルに対応する学習法として、反転授業が活用できると語りました。 レクチャーの後は、この反転授業の知識を活用して、事前動画と授業内演習に続く「学び直しの内化」の方法を、参加者一人ひとりが考案しました。その後、グループに分かれ、メンバー同士で考案した方法を共有。「ビデオ撮影した授業を見せて、演習の様子を学生たちに振り返らせる」などの案が挙がりました。 最後に森先生は、「学生の立場で考えると、事前学習が必要な反転授業は時間的負担になりやすいため、カリキュラムから再検討する必要がある」と述べ、反転授業の推進には、大学の根本的な変化が必要と提言しました。講義中は質問が絶えず、反転授業への注目の高さが窺えるワークショップでした。チュートリアル2「反転授業学」ワークショップ関西大学教育推進部准教授森 朋子ない かがい か23

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