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質の高い練習と仲の良さがチームを成長させる 最速160㎞を超えるショット、激しいコンタクト……これこそ、ラクロスが「地上最速の格闘球技」と呼ばれる理由です。私が新歓の時に見たラクロスの試合は想像を絶するもので、本気で日本一を目指す先輩方の気持ちに心動かされ入部を決意しました。 私たちは週5日朝7時から練習を行っています。限られた時間の中で効率よく上手くなる方法を各々が考え、実践しているため、練習の質はかなり高く、チームとしてよい雰囲気を作れています。また、「部屋」という1〜4年生の縦割りの少人数グループを作り、毎週放課後に練習したり、ご飯を食べたりして、学年の垣根を越えて親睦を深めています。こういった仲の良さが、僕たち京大ラクロス部の特徴です。そのような雰囲気の中で真剣に練習に取り組み、高みを目指し続けることで皆が成長します。海外遠征で気づかされたフィジカルの大切さ 僕個人としては関西選抜に選ばれ、オーストラリア遠征を経験することができました。その中で痛感したのが、「フィジカルの弱さ」です。そもそもの体格が違う相手と戦う中で自分に何ができるのか、どうすれば外国人相手に勝てるのかを考えるきっかけとなり、チームとしてフィジカルの強化により力を入れるようになりました。今では皆がその大切さを感じ、自分で考えてトレーニングしています。 また、更なる技術向上を目的に、有志によるアメリカでの短期武者修行を行いました。ラクロスに対する考え方やパスフォームなどの根本的な部分を見直すきっかけとなり、一段階自分の力を高めることができました。ラクロスを通じてさまざまな人と交流することで、人としての幅も広がったのではないかと思います。目標を見据え、ひた向きに努力する ラクロスは本当に楽しく、大学生活を捧げる価値のあるスポーツです。ただ、体にかなりの負担がかかり、僕自身もケガに苦しめられました。ケガをすると、トレーナーがリハビリのメニューを考えて一緒に取り組んでくれます。そして、同期の仲間や先輩方が「大丈夫か?」と声をかけてくれます。どんな時でも周りには自分を支えてくれる大切な仲間がいます。「皆と一丸となって勝ちたい!」。その想いが自分を動かす原動力となり、どんなに苦しい時も乗り越えることができました。 いま自分が何をすべきなのかを常に考え、目標に向かって諦めずにひた向きに努力する。この精神を、ラクロスを通じて学びました。本当に大変な4年間だったので、今ならどんなことも乗り越えられる気がします(笑)。「かっこいい男になる!」が自分の目標なので、それを叶えられるように、常に考え、諦めずに努力し続けたいと思います。京都大学 法学部4年 廣見 龍星ラクロスで関西選抜選出、オーストラリア遠征を経験原動力は、「皆と一丸となって勝つ」という想い「奨学生のページ」は奨学生の活動について報告するページです。今回はラクロスで関西選抜に選出され、オーストラリア遠征を経験した廣見龍星さんと、人命救助の功績で兵庫県知事表彰「のじぎく賞」を受賞した中川明日菜さんの2名によるレポートを紹介します。3年生の時、尊敬する先輩がたくさんいたチームメイトとの集合写真。アメリカ遠征の際に訪れた、大学トップチームのスタジアムの様子。31

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