vol71
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 高校2年生のとき国際教養大学の学園祭に参加し、同大学に興味を持ちました。その後、オープンキャンパスでの体験授業や在学生との交流を通じて、この大学に入れば成長できるということを確信し、本気で志望するようになりました。 高校時代から英語には自信があったのですが、入学当初は専門用語で深いレベルの学問を追究する授業の英語が全く理解できず、鼻をへし折られた気分でした。悔しくて、もっと英語を勉強して自分を高めてやろうと思いました。 将来は経営者になりたいと思い、数値で客観的に経営を考えることができる会計学を集中的に勉強して、米国公認会計士(USCPA)の資格取得を目指しています。また、現在は商社を目指して就職活動中です。商社で現場に立つ経験を積み、人としての魅力を磨くことが、経営者になる上で役に立つのではないかと思っています。将来は楽しみ半分、不安半分ですが、強い成長意欲を持って高みを目指していきたいです。 最初は韓国の大学を目指していましたが、はっきりとした目的意識を持たずに受験に臨んでしまい、それが原因なのか入試に落ちてしまいました。そこで父が、私が高校生のとき福岡に2年間在住し、日本語を話せたことを考慮して、この国際教養大学を勧めてくれました。自分が思い描いていた「さまざまな経験を積み、その中で興味を持った学問に進める」大学だと知り、志望しました。 秋入学だったのですが、周囲に海外経験などの実体験が豊富な学生が多く、彼らから話を聞くことで間接的に色々なことを経験できて、それが自分の糧になっています。日本で学んだ経験がある両親からのアドバイスも、大学生活に役立っています。 来年の夏には、ハワイの大学に留学したいと思っています。将来はホテルの広報部に入りたいので、観光客向けに質の高いサービスを提供するホテルの多い場所に行きたいからです。この大学に入学したおかげで目標ができたので、これからもっと勉強に力をいれていこうと思います。キャンパスで聞きました追究したいと考えています。 目下の課題としては、卒業生のネットワーク作りがあります。大学自体がまだ若いのですが、留学生を含めた卒業生のネットワークを海外にも広げていきたいと考えています。 最近は、本学の教育が海外でも評価されることが多くなりました。これをさらに進め、「日本の国際教養大学」ではなく「世界の国際教養大学」と呼ばれるような大学を目指します。そのためには、さらなる教育レベルの向上が必要です。例えば、各科目の質・内容を具体的に示しているシラバスのレベルを上げる。本学と交換留学で提携している大学は、シラバス国際教養学部2年(留学生・韓国)CHO Mi Naさんチョウミナ国際教養学部グローバル・ビジネス課程 4年王 佳男さん 国際教養大学を知ったのは、当時通っていた高校で行なわれた進学説明会でした。高校が外国語科ということもあって興味を持ち、色々と調べたことを覚えています。高校2年生のときにオープンキャンパスに参加し、本格的に志望を固めました。 実際に入学してみると、予想以上に良い環境が待っていました。友人や先輩たちは、自分が思いつかないような視点や意見を持っていて、話しているだけで色々なことを学べます。また、小規模な大学で人との距離が近く、何でも気兼ねなく話せる人間関係を構築できます。隣人すら知らないことの多い現代社会では貴重なことです。さらに、外国の方と日常的に関わることで、異なる価値観に対する寛容性も身につきました。 今年の冬には留学があります。留学から戻ったら教育に焦点をおいて勉強しようと考えています。今の時点では、将来は社会教育の研究に関わりたいと思っています。留学で外の世界を見ることで、自分の進む方向を決めるきっかけが掴めればいいなと思います。国際教養学部2年田中 小陽さんのレベルが大体同じです。これを「大学間の互換性がある」と表現してもいいでしょう。したがって、シラバスのレベルを上げれば、より質の高い大学と互換性を持たせることができるのです。 最近では「スーパーグローバル大学創成支援事業」が始まり、本学を含む37の大学が採択されました。これは教養教育など世界標準を大切にする集団が増えることなので、歓迎すべきです。しかし、本学の対応が他より進んでいるからといって座していたのでは埋没してしまいます。常にリベラルアーツをリードし、他大学の数歩先を進み続ける国際教養大学であるために努力していきます。たなかおうよしおさや26

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