vol71
14/40

利用者の嗜好と健康を考えたメニューを随時提供 「美味い・安い・メニューが多彩」の三拍子揃った青山学院大学・青山キャンパスの学食。朝日新聞社発行「大学ランキング」の学生食堂部門で日本一に輝いたこともある人気学食は、学校法人青山学院の子会社である株式会社IVYCSが運営しています。 青山キャンパスには2つの学食があり、席数は計2200席。ランチタイムは常に満席です。学食の責任者である㈱IVYCS フードサービス事業部の山崎直人マネージャーは、安心・安価かつおいしい料理であることに加え、「多様なメニューを学生さんに提供したい」と学食運営の理念を語ります。 「以前、学食で大根のそぼろ煮を出した際、『初めて食べた』という学生さんの声を聞きました。飽食の時代とはいえ、今の若い人は食べたことのないものが意外と多い。そこで気づいたのが、色々な食材や調理方法を用いた料理を、大学生の間に食べてもらうことが学食の役割だということ。我々は、さまざまな味と食材を組み合わせて、いかに多彩なメニューを提供するかを常に考えています」。 今年度から新店長に就任し、実際に日々のメニュー作りを担当する㈱IVYCS フードサービス事業部青山学院大学店の岡本清彦店長は、利用する学生の嗜好を踏まえたメニュー作りについて次のように語ります。要望には素早く対応します。今年の4月からは学食の広報を担当する「学食アンバサダー」の募集を開始し、学生との繋がりをより強固なものにしています。 また、大学とのコラボレーションメニューにも力を入れています。今年、総合文化政策学部のゼミと協力して実現したのが、被災地気仙沼の食材を使ったメニュー。食を通じて現地の状況を知ってもらい、交流を深めるという企画です。その他、学園祭実行委員会との学祭限定メニュー、秋にはキャンパスのイチョウ並木にちなんだ銀杏を使ったメニューも提供しています。 今年5月に発行された青山学院大学新聞の一面には、岡本店長の新店長就任インタビューが掲載されました。青山学院の学生にとって、学食はそれほど身近な存在なのです。 「学食と普通の飲食店との違いは、利用者が学生さんという固定客であること。そのため、青山キャンパスに2店舗ある学食でそれぞれメニューを考案し、日替わりのもの以外も2〜3日おきにメニューを見直しています。さらに最近心がけているのが、〝ヘルシー&ベジタブル〞なメニュー作りです。炭水化物のメニューに加えて、野菜を1・2品取れるような献立を用意しています。学生さんが積極的に野菜を食べるように、盛り方や器、食材の見た目にも気をつけています」。学生の力も借りてより支持の厚い学食を目指す 学生に日々の学食ライフを楽しんでもらうために、IVYCSでは常にサービスの向上に努めています。例えば新聞部や経営学部のゼミに、学食に対する学生調査を依頼して、メニュー変更などの表参道という立地と魅力的な料理を武器に、各種学食ランキングで高い評価を得ている青山学院大学の学食。その食のブランドを支える、株式会社IVYCS(アイビー・シー・エス)のお二人にお話を伺いました。  青山学院大学 青山キャンパス食堂学食ランキング上位常連の秘密は常に学生思いのメニュー作りにあり明日への視点学食は食育の場である自分を育てる学生生活の過ごし方14岡本店長オススメの丼ぶりメニュー、「DONデラックス」。ケチャップライスに錦糸卵、白身魚のフライを乗せた、金沢名物ハントンライス。気仙沼コラボメニュー、カジキマグロの「ハーモニカ」という部位を使った〝ドレミファご膳〟。IVYCSの山崎直人マネージャー。IVYCSの岡本清彦店長。11

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です