IKUEI NEWS Vol.70
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インタビュー積極参加は学生を大きく成長させる 学生が企画・運営する学内イベントの代表格である学園祭。その企画・運営に携わる学生たちはどのような仕事を行い、それを自身の成長に繋げているのでしょうか。編集部では、関東地方の学園祭実行委員が集い、情報交換を行う「関東学園祭交流会」で事務局長を務める筑波大学3年生の横川駿さんと、同総務分科会長で一橋大学3年生の前川拓朗さんにお話を伺いました。多くの学園祭実行委員と関わってきた経験から、最近の学園祭の動向や、学園祭運営への参加による学びについて語っていただきました。横川 昨今の学園祭運営の中心は3年生で、就職活動の関係もあり4年生になると実務には携わりません。筑波大学の「雙峰祭」の場合は2年生が運営の中心で、終了後には委員を辞める人が多いです。前川 一橋大学は3年生までなので、僕は昨年の11月に引退しました。一橋大学の「一橋祭」は地域の祭りと同時開催で、3日間の開催期間に約15万人が来場します。横川 学園祭は全体的に来場者数増加、規模拡大の方向にあります。慶應義塾大学の三田祭や早稲田大学の早稲田祭の場合は来場者が20万人規模の一大イベントになっています。学園祭が大学生だけが楽しむものから、地域のイベントになりつつあると言えるでしょう。前川 学園祭実行委員会については、100〜200名規模が一般的です。一橋祭は70名と少数ですが、来場者数の増加に対応するためには、委員を増やす必要があります。横川 筑波大学の場合、私が入学した3年前は委員数が100名ほどでしたが、今は300名規模になっています。大学の場所や学生数などが関係するので一概には言えませんが、全体としては、学園祭実行委員の人数は増えてきていると思います。前川 新入生から、学園祭実行委員になり、大きい企画への参画や、たくさんの人と関わる仕事がしたいという声を多く聞きます。学園祭実行委員などの大きなイベントに関わった経験が就職で有利に働く、といったことが言われていることも、委員の志望者が増えている理由の一つだと考えられます。横川 地域密着を意識している一橋大学や筑波大学の学園祭は、地元の方々の来場が多い一方、志願者の高校生やその父母など地方からの来場者も少なくありません。東京の中心部にある大学では、関東一円の受験生やイベントとしてお祭りを楽しみに来る人が多いようです。前川 一橋祭では、在学生の参加率が低下来場者数・委員数ともに規模拡大が続く学園祭時代と来場者に応じて変わる学園祭学園祭運営への左から前川拓朗さん、横川駿さん。そうほうさい3

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