IKUEI NEWS Vol.70
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課題を一気に解決した上でプロジェクト自体のスピード感を引き上げるような包括的な提案になっていて、なるほどと思いました。そういった人との出会いは、自分の人生にとって良い糧になります」。 会社での仕事を通じて、シニアマーケットに興味を持つようになった大迫さん。これからも難解といわれるシニアマーケットに挑戦し続けたい、と語ります。 「近年シニアマーケットは盛り上がっていますが、成功例は多くはありません。弊社の事業も伸びていますが、まだまだ最適解を見つけられたとは言えません。これからも試行錯誤が必要です。それほどシニア世代は複雑で事業展開の難易度が高く、だからこそやりがいがあるとも言えます。日本でシニアマーケットの成功モデルを打ち立てることができたら、今後シニアマーケットが拡大していくアジアなどの海外に横展開できるかもしれません」。社内表彰を受けた2つのプロジェクト リクルートは会社構造が変化することが多く、それに合わせて従業員の動きも多いそうです。大迫さんも約半年単位でさまざまなプロジェクトを転々としてきました。その中でも、次の2つのプロジェクトは思い出に残っています。 1つ目は、入社4年目に関わったグループ会社の業務システムの再構築。当時リクルートのシステム部所属だった大迫さんは、それに応援部隊として参加。「年次的には一番下で、かつ、応援部隊的な役割でしたが、アサインされたからにはプロジェクトを成功させるべく、積極的に参加し、課題の解決にあたりました。そのプロジェクトはステークホルダーが多く、ステークホルダー間の連携に問題がありました。その流れをスムーズにすることでプロジェクトが円滑に進み、無事に新システム稼働に至ることができました」。 2つ目は、入社9年目に関わったゆこゆこのコンタクトセンターの応答数最大化。電話での申し込みが日々増加し、コンタクトセンターがキャパシティ不足となり顧客から不満の声が寄せられるようになりました。 「ゆこゆこのサービスは、顧客に情報誌が届き、コンタクトセンターに電話をしてもらい、それを受電することでようやく予約が成立するという流れです。コンタクトセンターの急な増員は難しいので、情報誌を届ける日を分散化することで電話タイミングを分散させました。着荷日を地域によってずらすことで、コンタクトセンターがパンクせず、顧客がもっとも予約を取りやすい日数を割り出すことに成功しました」。シニアマーケットで最適解を見つけたい 仕事の楽しみは興味深い人との出会い、と語る大迫さん。仕事をする中で出会った、普通とは違う「頭の良い人」について語ってくれました。 「学生の頃に頭が良いというと、理解力や思考力が高かったり、そもそもの知識量が多かったりして、正解に辿り着くのが早いというイメージだと思うのですが、仕事を通じて出会う人の中には、それとは別の頭の良さを感じる人がいます。例えば、以前同じプロジェクトを担当した方は、一見、シンプルな課題でも、ウーンと唸ったまま、なかなか答えを出さない。周りがスピードを重視して、数ある課題の解決策を上から順に次々に提示して行く中で、納期ぎりぎりになってようやく一つだけ解決策を出してくる。その解決策が、全ての情報誌「ゆこゆこ」は居住エリアに合わせて全10版を展開。旅館周辺の観光情報も充実しています。28

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