IKUEI NEWS Vol.70
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山市の幼稚園を訪問する「郡山プロジェクト」に参加し、子どもたちに人形劇を披露した経験から、「伝える」勇気を得たといいます。 「イエス・キリストの誕生物語を披露したのですが、クリスマスはイエス様が生まれた喜ばしい日だから、クリスマスがみんなにとって希望になりますようにというメッセージを伝えた時に、一人の女の子が小さくうなずいてくれました。思いが伝わることの喜びを知り、それ以降、報告会やミーティングの場で自分の気持ちを積極的に伝えるようになりました。社会に出ても、色々な人と出会い気持ちを伝えることで、世界を広げていこうと思います」。 社会学部3年生の吉元彬乃さんは、1年生の時に委員会に加入し、2年生で「郡山プロジェクト」のチーフを、そして2014年度の実行委員長を務めました。一般委員、チーフ、委員長という異なる立場を経験し、委員一人ひとりの積極的参加が委員会をより良い組織にすると確信しました。 「委員長やチーフだけが一人で頑張るのではなく、皆が頑張れる環境が組織には大切です。私は委員長として、できるだけ明るい雰囲気でミーティングを取り仕切り、新しい仕事はその仕事に興味を持った委員に積極的に割り振っていました。一人ひとりの委員が楽しく活動することが、委員会活動全体を実り多いものにする秘訣です」。建学の精神に繋がる「豊かな感性」の醸成 社会学部1年生の石原真祐子さんは、幼いころ母親と来た立教大学で、クリスマスツリーに感動した思い出を胸に、クリスマスツリーやリースなどでキャンパス内を飾る学内装飾と、学生たちの思い出をツリーに飾る「メッセージプロジェクト」の2つのプロジェクトを1年間担当しました。委員会活動が学業にも良い影響をもたらしているといいます。 「中学・高校ではクラブ活動などにあまり参加していなかったので、当初は委員会のミーティングで緊張ばかりしていました。しかし、何度もミーティングを経験することで、経験豊かな先輩方の運営方法をお手本に、意見交換の取事例取材自己成長のための学内イベントり仕切りや、議事をまとめるスキルを次第に覚えていきました。これはゼミなどで少人数の話し合いがある時に役立っています」。 最後に、池袋クリスマス実行委員会の顧問を務める中川英樹チャプレン(学校や病院などに併設された礼拝堂付き牧師の呼称)に、学生がクリスマスイベントを企画・運営する意義についてお聞きしました。 「クリスマス行事の企画・運営をしていく中で、委員たちは色々な人と出会い、協力し合います。人との繋がりは感動や喜びを、ときに失敗を生みます。また、他人に気を配る中で多様な気づきを得ます。そのようにして得られる豊かな感性は、立教大学の建学の精神にも繋がると思っています。委員たちには、クリスマス実行委員会だけでは完結しない、大学生活を通した一つの大きな学びを得てほしいと願っています」。左から山崎真桜さん、吉元彬乃さん、石原真祐子さん。委員会の顧問を務める中川英樹チャプレン。2014年度の結団式の様子。すべてのプロジェクトの予定を載せた手作りの立て看板。22

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