IKUEI NEWS Vol.70
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ニーズに応えきれていないのではという疑問を持ちました。この疑問解消には自ら上に立つ必要があると思い、副代表に立候補しました。来場者のニーズに応える具体策として、来場する高校1・2年生に向けた大規模なトーク企画を立ち上げました。オープンキャンパスの主役はすべての高校生です。大学とは何か、シラバスの存在も知らない彼らに、大学生活の基礎の基礎を伝えようとしたのがトーク企画です」。 この企画は、柴さんと原澤さんが考案して企画書や台本を作り、職員へプレゼンテーションして開催が決定しました。試行錯誤を重ね、最終的に8割近くの参加者から最高評価を得ることができました。制約の中で力を発揮するリアルな社会経験 実は、オープンキャンパスでの新企画立案は数年ぶり。このブレイクスルーを成し遂げたお2人に、それぞれの成長について伺いました。 柴さんは「発想力と人を頼る力が身についたと思います。僕は人の意見を聞いて一つにまとめたりする作業が苦手でした。しかし、その部分を原澤さんがカバーしてくれたお蔭で、思いついたことを臆さず言っているうちに、あるアイデアが次のアイデアを呼ぶようになり、自分でもこんなに次々に出てくるのかと驚きました。同じ目的達成のために邁進する原澤さんを信用していたから、心置きなくできたのだと思います」。 一方の原澤さんは「調整力と効率を追求する姿勢について学べたと思っています。部署も学年も違う学生同士のミーティングは、限られた時間の中でどれだけ成果を上げられるかが勝負です。その中では、上級生となる私と柴さんがいかに効率よく進めるかを常に気を配る必要がありました。柴さんが出すアイデアをすぐに汲んで私が調整して、この順番で話した方がいい、この部分のトークはこう変えようという変更は私が担いました。時間制限があったからこそ、効率にこだわって最大の成果を上げられたと自負しています」。 最後に、オープンキャンパススタッフの担当職員である入学センターの石坂事例取材自己成長のための学内イベント恒太さんが、オープンキャンパスが大学および学生に与える影響について、次のように語ってくれました。 「新たに立案した企画の話がありましたが、彼らは自分たちで考えるだけでなく、実際に他大学のオープンキャンパスに参加して、企画の良し悪しを調査し、それを踏まえて自分たちはこうすべきだという筋道で立案に至りました。調査から始めて問題を考え、企画を実際に立ち上げるというのは、会社で仕事をする場合と変わらないと思います。加えて、何でも好き放題にやれるのではなく、法政大学の看板を背負いつつ、制約の中でいかに力を発揮するかという経験も、社会に出れば直面せざるを得ないものです。大学の主役である学生が表に立って、自分の好きな法政大学のことを高校生と一緒に考えるこのオープンキャンパスは、大学・学生・来場者の3者にとって良い影響を与えていると思います」。左から原澤理未さん、柴翔太郎さん。入学センター入試広報担当の石坂恒太さん。高校生の個別相談に応じるスタッフの様子。「Myキャンパスライフ×Yourキャンパスライフ」は、“素顔”の学生生活を伝える企画です。20

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