IKUEI NEWS Vol.70
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少数精鋭で大規模学園祭を支える 通称〝NF(November Festival)〞として京大生から親しまれている11月祭。56回目を迎えた2014年度の来場者数は、京大生や近隣の方々、京大を志望する高校生やその親族など、4日間で延べ12 万人に上りました。 100店舗を超える模擬店や特設ステージで行われるライブやイベントなど、学園祭の定番とも言える企画に加え、ノーベル賞学者を5名も輩出した智の府にふさわしい、各種の講演会や研究室企画などのイベントも見所といわれています。 この祭典を支える事務局は本部局、おまつり広場局、広報局、渉外局、パンフつり広場局の局長を務め、18名の局員の指揮にあたりました。100を超える模擬店の出店や、ステージに出演するバンドのサポートを通じて、裏方の重要性と適切な人事配置について学んだといいます。 「もともと表に立って活躍する人を支えるのが好きで、11月祭の事務局に入りました。実現不可能とも思える模擬店レット局、自主制作局、総合企画局、会計局の8つで構成され総勢約50名。それぞれ2年生の局長を中心に、1〜2年生で企画・運営を行っています。2年生は11月祭終了と同時に現役を引退、その内何人かはアドバイザーとして、事務局長や事務局次長に就任して後進の指導に当たります。 11月祭の準備が始まるのは毎年7月で、11月祭の企画を学内公募するところからスタートします。また、新たな事務局員を確保するために行う新入生歓迎会も重要なイベントです。事務局員の資質で役割分担 2015年度、11月祭事務局長を務める現在農学部2年生の嶋村大亮さん。2014年度は事務局の年長者としてステージ企画や模擬店が開かれるおま東京大学の五月祭をイメージして名づけられたという、京都大学の学園祭「11月祭」。4日間で1 2 万人が来場する関西最大級の学園祭を裏から支えるのが、学生で構成される「11月祭事務局」です。学生の自主的創造的活動の場という理念のもと、京大生の学業や課外活動の成果を遺憾なくアピールするために奮闘する11月祭事務局員の仕事と学びに迫りました。京都大学 11月祭正門付近は意匠を凝らした装飾で彩られます。左から平谷美咲さん、嶋村大亮さん、三枝桃子さん。50名の精鋭が裏から支える関西最大級の学園祭明日への視点学内イベントを企画・運営する自分を育てる学生生活の過ごし方13※今号の事例取材でお話を伺った方々の肩書・学年は取材時(2~3月)の表記とさせていただきます。9

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