IKUEI NEWS_69
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異質な世界での協働で「殻を破る」プログラム 日本文理大学では全学部の1・2年生に、社会参画に関わる科目を正課内で必修化しており、さらに2年生では前・後期連続の地域連携型プロジェクト学習「社会参画プロジェクト」が選択必修となっています。 これは大分県内の企業の協力のもと行われる授業で、近年は(一財)大分青年会議所が行うイベント「わくわくワークランド」がテーマになっています。昨年で3回目を迎えた青年会議所主催のこのイベントでは、地元商店や地場産業の仕事を子どもたちが体験します。学生たちの役割は、人手不足に悩む地元の第一次産業の魅力を伝えるために、子どもたちが農林・漁業等の仕事を体験するブースを企画・運営することです。 社会参画プロジェクトを始めたきっな学びに繋がったのでしょうか。昨年度社会参画プロジェクトの授業を履修した3名の学生にお話を伺いました。 経営経済学部3年生の櫻田聖人さんと大河瑛斗さんは農業チームに所属し、大分の特産品であるシイタケの素晴らしさを伝えるブースの企画・運営を行いました。大分県の農林水産研究指導かけについて、人間力育成センター長の吉村充功教授は次のように語ります。 「もともと日本文理大学は、開学より『産学一致』を建学の精神として掲げており、学生たちに実学を提供する使命を帯びていました。その一方で、現代の若者には社会経験の機会があまりなく、コミュニケーション力・異質な他者と関わる力が弱くなっている、ということが課題になっていました。そこで、平成19年に新たな教育理念として『人間力の育成』を掲げたことをきっかけに、実践的に異質な世界に触れ、そこで何かを経験させることで自分の殻を破るプログラムを作ろうと考えました」。チャレンジなくして進歩なし 地域産業を学び、その魅力を小学生に伝えることが、学生たちのどのよう日本文理大学 社会参画プロジェクト2007年の創立40周年を機に、「産学一致」、「人間力の育成」、「社会・地域貢献」の3つの教育理念で新たなスタートを切った大分県の日本文理大学。同年に設立された人間力育成センターは、産業界・地域社会が求める学生を育てるため、キャリア教育プログラムや、地域の企業・自治体との合同プロジェクトを正課内外で実施しています。地域連携型PBLが芯の通った「人間力」を育成するアクティブラーニング型授業を履修する明日への視点自分を育てる学生生活の過ごし方12人間力育成センター長の吉村充功教授。左から大野洋佑さん、大河瑛斗さん、櫻田聖人さん。19

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