IKUEI NEWS vol58
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46 私は4年間の大学生活の中で、自分がしてみたいと思ったことにはどんどん挑戦しようといつも心がけてきました。その結果、大学の枠を超えて様々な経験ができ、とても充実した日々を過ごすことができました。 大学に入学した当初の私は、自分の将来について悩んでおり、自分が本当にしたいことは何なのかよく考えていました。しかし、せっかく自由にできる時間が多くあるのだから、悩むよりは大学生のうちにしたいこと、大学を利用してできることに全力で取り組んでみようと思うようになりました。海洋生態学の研究に興味があったので海洋学の勉強と同時にダイビングを始めたり、海外の大学生活を経験したかったのでハワイ大学に交換留学に行ったりと、できる限りの機会を利用して自分の適性や本当に夢中になれることを探しました。 これらの経験を通して、自分が新エネルギー技術に強い関心があることに気づきました。この4月からは大学院で色素増感型太陽光電池の研究を行う予定です。この4年間は、私にとって人間として成長できたかけがえのない日々となりました。最後になりましたが、このような実り多い大学生活を支えてくださった電通育英会の方々に、心から感謝を申し上げます。 郷里の広島を離れて東京で過ごした6年間、私にとって電通育英会の奨学金は経済的に大きな支えとなり、安心して勉学に励むことができました。大学では薬学を専攻し、3年次から生薬学教室に所属してゼニゴケに関する研究を行いました。そこでゼニゴケの成分に新たな生物活性である血管弛緩作用を発見し、研究論文が薬学関係の国際ジャーナルに掲載されました。5年次の病院実習と薬局実習では、薬学の知識だけではなく、身体面および精神面でも薬剤師として必要なことを学びました。 この臨床実務実習を通じて、心が元気でないと身体面も弱ってくることを実感し、高野山(真言宗無量光院)で3カ月間の修行も経験しました。今後はこれらの経験を活かして、多くの人々の相談に乗り、内面からの健康作りをサポートできる薬剤師を目指して頑張っていく所存です。 6年間、学生寮での生活、大学や同好会、臨床実務実習、電通育英会の「奨学生の集い」などを通じて様々な方と出会い、他人への思いやりや感謝、協調性などを学びました。これからも人とのつながりを大事にしていきたいと思います。この6年間、私を支えて下さった電通育英会の方々をはじめ、全ての人々に感謝いたします。ありがとうございました。飯干 翔子(熊本県立大学)大町 はる佳(徳島大学)河原 和人(琉球大学)齋藤 萌(国際教養大学)島村 彩恵子(青山学院大学)星薬科大学 薬学部 玉本 暖佳琉球大学 理学部 河原 和人今年も多くの奨学生が卒業を迎えました今年の卒業生を代表して、その努力と成果が認められた返還免除者2名による卒業の言葉を紹介します。相馬 祥吾(酪農学園大学)高木 雅生(旭川医科大学)高田 翔太(小樽商科大学)谷 磨砂美(北海道薬科大学)玉本 暖佳(星薬科大学)照屋 央(宇都宮大学)内城 聡子(弘前大学)西村 知乃(国際教養大学)藤本 彩子(拓殖大学)本田 郁恵(京都大学)牧 ほのか(北海道教育大学)松尾 隆弘(西南学院大学)宮崎 大悟(九州大学)山田 愛子(桐朋学園大学)米原 恵子(鳥取大学)●平成23年度返還免除者●内面から健康作りをサポートできる薬剤師を目指して自分の可能性を探し続けた4年間

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