IKUEI NEWS vol58
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20だと考え、依頼を受けた学校再開支援や保育園業務のお手伝いに加えて、NPOが主催する活動にも積極的に参加しました。活動を通じて被災者の方々との距離が縮まるにつれ、自分たちには経験も知識もないからこそ、現地の方々の声に耳を傾けることが大切なのだと気づきました。 それ以降は現地の方々のお話をもとに活動内容を考え、実践に移していきました。例えば、交通手段を失って買い物に行けない方々のために、大学のバスを利用して隣町へ買い物に行くお手伝いをしたり、高齢者施設や保育園などで働く被災者の方々に代わって、施設での足浴や清掃を行ったりしました。活動は多岐にわたりますが、私たちはどんな小さなことでも、「出会った人たちのために」という思いを中心に活動してきました。これからも今自分にできること、すべきことは何かを、より具体的に考えていきたいです。 夏休みには、これまで築いてきた地域の方とのつながりや、活動の内容をより深めていくために、派遣人数を増やして長期滞在型の支援に取り組みました。 特に子どもたちには、大学生を身近な存在として感じてもらうことで心の傷を癒してほしいと思い、一緒に取り組める活動を色々と明治学院大学大槌町吉里吉里地区における活動内容学習支援はなるべくマンツーマンに近い形で行った企画しました。遊び場の提供から始まった「わんぱく広場」では、単に外での遊び相手になるだけではなく、科学実験や室内でのミサンガ作りなど、子どもたちの興味や性格を考慮して、活動の幅を広げていきました。学習支援に関しても、マンツーマンに近い形式で勉強のサポートを行っています。 今回の支援活動を通じて、吉里吉里では沢山の住民の方が地域貢献活動をされていることを知りました。私は将来、地域との関係をしっかり築くことができる教師になりたいと思っているので、ボランティア活動に取り組みながら、地域に密着して活動するとはどういうことかを考えていきたいです。■学校再開支援、保育園の業務補助■他団体主催の写真洗浄、炊き出しなどへの参加■買い物支援■ユニクロとのコラボによる衣料配布■吉里吉里中学校での学習支援■吉里吉里小学校の子どもを対象とした「わんぱく広場」■「復活の薪プロジェクト」のサポート■仮設住宅での生活サポート■『吉里吉里語辞典』音声アーカイブ化■吉里吉里の復興の歩みのアーカイブ化活動から地域とのつながりを考える社会学部社会福祉学科1年 宮本浩太朗施設での足浴の様子

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