IKUEI NEWS vol58
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13学生による学生のためのボランティアセンター 私が担当教員として活動をサポートしている「山口県立大学社会福祉学部 学生ぷちボランティアセンター」は、2004年に本学の社会福祉学部が管轄する学生ボランティア組織として発足しました。コンセプトは、「学生による学生のためのボランティアセンター」。センター長などの役職も学生が務めています。「センター」と言ってもいわゆる拠点としてのセンターや専用の部屋もないので「ぷち」と名付けたのですが、通称「ぷちぼら」と呼ばれて、学生にも、活動する地域や県庁・市役所の福祉課の方々にも親しまれています。 「ぷちぼら」では、外部の施設などから福祉系のボランティア活動の依頼を受けて、高齢者や障害児・者の生活支援や交流を中心に行っています。また、多くの学生にボランティア活動を身近に感じてもらうために、学内のあちこちの廊下に「ぷちぼら」専用の掲示板を設けてボランティア活動の情報提供を行ったり、ボランティア講座の開講や、初めて活動に参加する学生の支援など、すべての活動を学生主体で企画・運営しています。 学生主体とはいえ、活動予定は毎年必ず教授会に提案して承認を得ていますし、大学で加入している保険を学生が活用できるようにリスクマネジメントもするなど、学生が安全に活動できるように社会福祉学部の教員がしっかりとサポートしています。 私たちは、ボランティア活動を教育と連動させることを第一に考えて学生を支援しているので、活動先との連明日への視点自分を育てる学生生活の過ごし方❺明日への視点大学生とボランティア活動学部ボランティアセンターの声─「ぷちぼら」の取り組み─インタビュー・学生ボランティア支援の現場から教育と密接に連動した、学生による学生のためのボランティアセンター山口県立大学 社会福祉学部 准教授 藤田 久美山口大学大学院教育学研究科教科教育専攻修了。2003年より現職。専門は障害児教育、福祉教育・ボランティア学習。障害児の家族への支援に関する実践・研究にも取り組んでいる。2004年に「山口県立大学社会福祉学部 学生ぷちボランティアセンター」(ぷちぼら)を学生と立ち上げ、活動の一環として、地域の高校生へのボランティア講座も行っている。日本ボランティア学習協会理事。地域の高校生を対象に実施している「はーとボランティア講座」学内のあちこちに設けられた「ぷちぼら」掲示板学生は直接施設に電話をかけて、ボランティア活動の参加を申し込みますボランティアセンター専用の部屋がないので、「ぼらしようDAY」を企画して、ボランティア情報の提供・相談を行っています学生がボランティア活動をする時、身近な窓口となる大学ボランティアセンター。そこでは学生に対してどのようなサポートが行なわれているのでしょうか。山口県立大学社会福祉学部「学生ぷちボランティアセンター」の専門教育と連動させた活動支援について、担当の藤田久美准教授に伺いました。

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